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治験について 当院では抗うつ薬治療抵抗性のうつ病(20~64歳および65歳以上)の治験を行っております。興味のある方は当院までご連絡ください。詳細はこちら

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美根和典先生は平成30年11月よりブックスクリニック福岡で
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2018/08/30

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当院では児童思春期うつ病(9歳~17歳)の治験を行っております。
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2017/07/13

その他

2017年7月13日 木曜日

疲労について

疲労について(梶本説)
 参考図書 梶本修身 すべての疲労は脳が原因1 集英社新書
        梶本修身 すべての疲労は脳が原因2(超実技編) 集英社新書
 
1)梶本修身 [すべての疲労は脳が原因1」 集英社新書より 
 疲労を科学する。 疲労を正しく知ろう。
疲労はエネルギーが不足した状態??
違います。日本は疲労大国。40%が悩んでいる?
KAROUSHI はついに英語になった!
疲労の原因の多くは細胞のさび!?
酸化ストレスとは、体内で活性酸素が過剰に発生することで引き起こされる有害な作用を言うが、活性酸素はあちこちで出てきます。覚えておきましょう。いい物ではありません。
疲労は、細胞がこの酸化ストレスにさらされることでさびてしまい、細胞本来の機能を維持できなくなることでおこる。勿論、疲労の原因は他にもある。
疲労は症候群である。体のどこがもっとも疲れやすい?
どこが疲労をかんじるの?
答えは「脳の自律神経の中枢」にある。すなわち視床下部、前帯状回。
運動その他で「脳の自律神経の中枢」での処理が増加し、結果、活性酸素が発生し、酸素ストレスの状態のさらされると、脳細胞がさび、本来の自律神経の働きができなくなると、脳は疲労を感じることになる。脳疲労である。疲れをシグナルとして眼か前頭野におくり、疲労感を初めて感じる。

第一章 疲労の原因は脳にある。(脳説が果たして正しいのかという反論はある。脳は末梢の疲労を痛みと同様、感じてくれているだけという説もある。脳が原因ではないということ。筆者は両方とも意味があると言う説だ)
疲労は生体アラームの一つ
 あながち、疲労は悪いものではない。休め、というアラーム。それをキャッチして休むことが大切、ところが、日本人は休むのが世界一下手な民族。
疲労すると
体の疲労とともに精神的パフォーマンスの低下現象がおこる。これは、本当の能力を発揮できない状態をいう。

疲労の定量化可能となっている。省略 
疲労のメカニズム 34-44p
疲労の引き金は活性酸素(以下、活と略す)。これは、老化や病気の引き金になる。これは、強力な酸化作用をもっている。酸化を受けた方はほかの物質から電子を奪おうとするため、周りの細胞や組織にダメージが広がる。結果、老化、しみ、しわ、白内障などの症状が現れる。
ミトコンドリア:活の攻撃を受けやすい。酸化ストレスの結果、エネルギーが効率的に生み出せなくなり、細胞の機能が低下する。その結果、自律神経の細胞が本来の働きができなくなる。これを「疲労」という。
少し難しかったかな。
 疲労のメカニズム
①自律神経の中枢(視床下部と前帯状回)を酷使すること  で、自律神経の細胞内のミトコンドリアで活性酸素が大 量に発生する。
②自律神経の細胞(特にミトコンドリア)が酸化して、さび る。
③自律神経の細胞が本来の働きができなくなり、組織全体のパフォーマンスが低下する。
④疲労が起こる
 抗酸化酵素 
過剰な活性酸素をブロックしてくれるが、年齢とともに低下していくのが難点。
疲労因子FFと疲労回復因子FR
疲労感をもたらすのは疲労因子。これはタンパク質である。日本人、近藤一博教授である。
疲労がどんどん蓄積していくと、脳に「細胞が酸化ストレスを受けて疲労しているよ」と言う情報を伝える。
このアラームが疲労感である。これを大切にしよう。
一方、自律神経や筋肉などの細胞が活性酸素で酸化されると、細胞内から老廃物が排泄され、この増加がシグナとなり、疲労因子(FF)がはっせいする。
疲労とはFF(疲労因子)が体内に多く溜まっている状態とも言える。
FFがたまってきた情報はサイトカインと呼ばれる物質を通じて脳の前頭葉の眼か前頭野へ伝わり、疲労感をもたらす。
この結果、休もうとする。
休まないと???過労死???
一方、体内でFR:疲労回復物質が増加する。これも近藤教授が発見。
FRはFFを中和して細胞の修復を促す。
FRは一種の錆取り剤。結果、FFが減り、疲労が回復し疲労感もなくなる。
FRのパワーには個人差がある。
一晩寝れば疲労が回復するひともいればなかなか疲労が取れない人もいる。

疲労の回復には何がいい??
いびきは疲労の大きな因子
睡眠時無呼吸も疲労の大きな因子
睡眠は疲労の回復には最大の因子
いい睡眠には生活リズムを整えることが大切。
睡眠については別記している。省略
酒、栄養ドリンクはよくない。
イミダペプチドはいい。鳥の胸肉が最高。これの
抗酸化作用が抗疲労効果をもたらす。
クエン酸もいい。
酸っぱいものに含まれる。
揺らぎのある生活が脳疲労を軽減する。
自然環境がいい。サーカヂアンリズムを整えることがよい。
                                                   
                                      平成29年7月18日
                 文責 脇元 安

    
梶本修身 すべての疲労は脳が原因2(超実技編)  集英社新書 より
 最近 疲労医学の研究により、疲労の原因が明らかとなり、疲労度が客観的に計測可能となり、
治療も進歩しました。
すべての疲労は脳が原因と彼は言う。
どういうこと??
これは慢性疲労症候群の共同研究の結果より彼が提唱している意見
これって正しいの?? どういうこと??
疲労しているのは体よりも、脳というのが彼の説。
そもそも 疲労て何?  
疲労学会の定義
 「一般に運動や労力などの身体作業(運動)負荷あるいはデスクワークなどの精神作業負荷を
連続して与えられた時にみられる、身体的あるいは精神的パフォーマンス(作業効率)の低下現象」
具体的には 行動量や思考力、刺激に対する反応が低下する、注意力が衰えて散漫になる、
動作が緩慢になる、気分がめいる、視野が狭くなる、体のどこかが痛くなるといった変化をいう。
疲れるのは「自律神経を酷使しているから疲れる」 と彼は言う。
疲労は、自律神経の消耗と疲弊によって生じる。最も疲れているのは自律神経の中枢がある脳!
その中枢とは  視床下部と前帯状回  まさにここが疲れているのが、我々が疲労を感じているとき。
自律神経の失調の症状こそ  自律神経とそのコントロールセンター(前述)が疲労でシステムダウンの寸前まで追い込まれているサインである!?
疲れたらどうする??
すぐに活動を停止して、休息をとるべきである。    続く
                        平成29年7月8日
                            文責 脇元 安

ここまで書いてきて、いささか疑問が・・・・・
すべての疲労は脳が原因と梶本先生は喝破しておられます。この説に違和感はありまんか? 私は、東大グループの茂木健一郎、養老孟司を思い出す。すべては脳! というのは、すべては神 というのとちと似ていません?
私は懐疑主義者ですので、むずかしいことを一刀両断で言い切る人を疑う悪い癖があります。
疲労説はいろいろあります。
今回は、梶本先生の説の紹介です。もう少し、彼の説を紹介していきましょう。茂木、養老先生ほど彼はパラノイックではないでしょうから。    
 まとめ:
疲れの直接の原因は活性酸素です。
疲れないようにするには?
FF 疲労因子の発生を抑えればよい。活性酸素の増加を抑えればいい。
他には、FR疲労回復物質を増やせばいい。
FRはFFを抑制します。
疲労の原因(続き)
①過労②いびき③睡眠障害④紫外線⑤心理的ストレス⑥こころの病気 ⑦体の病気 ⑧借金 
疲労対策 
要は自律神経の回復です。
睡眠、食品、居住空間に工夫していきましょう。
① 睡眠:いびき対策・・CPAP  省略
睡眠時無呼吸対策
とにかく、睡眠は疲労回復には最高。
睡眠については今までいろいろ紹介してきました。
睡眠中はFRの働きがFFを上回るため、いいのです。睡眠を削らないことです。過労はいけません。過労は活性酸素を増やします。
近々、新しい睡眠説を紹介する予定です。三島説他
 ②食品
食品についても結構述べています。
白いもの禁止、胚芽米の勧め、白砂糖・白い塩禁止、白い牛乳・白いパン禁止など
最近の説は、糖分を控え、タンパク質をとリポビタンは??当然駄目です。カフェイン、ビタミンぐらいしか入っていません。
栄養ドリンクはかえって活性酸素を増やすから疲れは溜まります。イミダペプチド最近話題の疲労回復成分です。鶏の胸肉他にはマグロ、かつお、
なぜいいの?これの抗疲労効果がいい?結局、抗酸化作用か。
クエン酸  疲労回復効果がある!!レモン、グレープフルーツ、梅干し、酢
これとイミダペプチドと組み合わせて取るの がいい。
ビタミンとBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)はよくない。
酒 駄目です!  活性酸素増えます
③居住空間
揺らぎがいい!?森がいい?森に行きましょう!?
これは筆者は正しいと思います。
若いとき、よく森に行き、結果、元気になりまし
私はオゾン効果かなと思っていましたが、梶本先生は揺らぎ効果と言っておられます。その本体は??
                                   
                                           平成29年7月26日
                                          文責 脇元 安
パート2::
梶本修身 すべての疲労は脳が原因2(超実技編) 集英社新書より
 最近 疲労医学の研究により、疲労の原因が明らかとなり、疲労度が客観的に計測可能となり、
治療も進歩しました。
すべての疲労は脳が原因と彼は言う。
どういうこと??
これは慢性疲労症候群の共同研究の結果より彼が提唱している意見
これって正しいの?? どういうこと??
疲労しているのは体よりも、脳というのが彼の説。
そもそも 疲労て何?  
疲労学会の定義
「一般に運動や労力などの身体作業(運動)負荷あるいはデスクワークなどの精神作業負荷を
連続して与えられた時にみられる、身体的あるいは精神的パフォーマンス(作業効率)の低下現象」
具体的には 行動量や思考力、刺激に対する反応が低下する、注意力が衰えて散漫になる、
動作が緩慢になる、気分がめいる、視野が狭くなる、体のどこかが痛くなるといった変化をいう。
疲れるのは「自律神経を酷使しているから疲れる」 と彼は言う。
疲労は、自律神経の消耗と疲弊によって生じる。最も疲れているのは自律神経の中枢がある脳!
その中枢とは視床下部と前帯状回まさにここが疲れているのが、我々が疲労を感じているとき。
自律神経の失調の症状こそ  自律神経とそのコントロールセンター(前述)が疲労でシステムダウンの寸前まで追い込まれているサインである!?
 疲れたらどうする??
すぐに活動を停止して、休息をとるべきである。       
運動は?仕事の疲れはこれでは取れません。仕事帰りのジムはだめですぞ。
疲れの引き金は「活性酸素」
脳疲労の三大サイン
 1飽きる 2疲れる 3眠くなる
疲労の本質はパフォーマンスの低下視野の狭窄も起こる。
三大サインを覚えたら、休息を取る、、別の作業をする。

疲労感をもたらすのは疲労因子 FF
疲労を回復させるのは疲労回復因子 FRはFFを中和して、酸化ストレスでダメージを受けた細胞の修復を促す。FRは錆取り剤?
FRの働きには個人差がある。一晩寝るとすぐ回復するタイプ、疲れが翌日まで残るタイプとさまざま。
年齢でも疲労の回復には差がある。勿論、体力、筋力も関係ある。
とにかく、睡眠がもっともたいせつ!!
 疲労を測定する方法
1 HHV: ヒトヘルペスウィルスの量を量る
2 自律神経疲労度センサーを用いる。
第二章 疲労を予防するコツ::::食事編    43P~
                        平成29年8月16日
                        文責 脇元 安






                         

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2015年5月11日 月曜日

耳鳴りについて

 耳鳴りについて
 耳鳴りは治らない病気??
耳鼻科の医師もほとんど治療をあきらめている?耳鳴りを治す方法があるのでしょうか?
最近、 新田清一、小川郁先生から新しい治療法が提唱された。
治療の骨子は
  耳鳴りの原因がわかりつつある。それは治りうるので、あきらめないで治療に積極的に向かうべきである。
原因とは
  耳鳴りは難聴がベースにある
  聞こえないので、よく聞こうとして脳が過剰に興奮し、その結果、耳鳴りが生じる。
 結果それを気にし過ぎて、ますます悪化する=負のネットワークの誕生。
(まとめ) 
  難聴により電気信号が脳に届きにくくなる。
  脳が電気信号の不足を感知する。
  脳が不足部分を補おうとして活性を高め、電気信号を増幅する。
  耳鳴りが発生する。
 一言で言えば、耳鳴りは脳の病気ということです。
治療:
  補聴器を使う   
  最新の治療法であり、臨床応用は先の話です。
  まず、耳鳴りのメカニズムを知ること
  精神科的治療
  他の治療
    ビタミン
    セファドールなど西洋薬
    漢方
上の説は最新の治療法です。今後知られていくでしょう。 
                                                       H27.5.10 文責 脇元 安

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2014年11月25日 火曜日

子どもは変わったか

子どもは変わったか(1)
    今回はこのテーマで述べてみます。皆さんは最近の子どもは変わったとお思いですか? このテーマは実は超古くて、メソポタミアの時代からあったとか。楔形文字に「近頃の若者は」と嘆く老人の言葉があるそうです。古代ギリシャにも同様の言葉が残っているとか。してみると、人は、ある年齢以上になると、いつの時代でも近頃の若いもんは・・・と嘆く傾向にあるようです。
    さて、21世紀の高度文明時代では子どもは若者は大いに変化したのでしょうか。答えは多岐に渡るでしょう。多くの答えはやはり変わったでしょうね。
    実はそれは当然のことです。歴史を述べると、中世までは「子ども」はいませんでした。寿命も短かったし、子どもは10歳を過ぎると大人で、戦力で、家の仕事を大いに手伝っていました。彼らもよく働きました。そもそも、親は子どもを大いに当てにしていました(参照:大草原の小さな家)。昔は器械に頼るわけにもいかず、人海戦術です。主に農業、牧畜で子どもは大活躍でした。彼らは、生産の一翼を担っていたのです。結婚は超早くて、14,5歳になれば、家の近く、あるいは隣村同士で婚姻関係を結び、ほどなく子どもを授かり、その子どもはすぐに戦力になりました。自給自足時代でしたので、移動もほとんどありませんでした。江戸時代には移動・職業の自由はありませんでした。
     さて、世界史的に子どもの誕生はいつでしょう? 当然、産業革命からです。生産構造が、農業・牧畜から産業社会になり(参照;A.トフラーの「第三の波」)、世界は多いに変わりました。子どもの世界もかわり、ついに「子ども」の誕生です。
    世界史的に見ると「子どもの誕生」は18世紀でしょうが、日本では少し遅れ、文明開化からが子どもの誕生です。明治より、産業革命の導入と義務教育の開始です。身分制度はうち捨てられ、仕事の内容は多いに変わり、田舎中心から都会暮らしに徐々に変わっていきます。産業構造も、肉体労働から徐々に頭脳労働に変わっていきました。その後、「子ども」時代は徐々に伸び、今や高校は当たり前、大学進学も40%超とか。子ども時代は今や18歳どころか22歳、下手すると24,5歳です。それにつれ、親の負担が過重になって来ました。子どもは戦力どころか、今や金食い虫です。子どもが消費者に転化したのです。文明論はさておき、最近の子どもは変わったのです。次回以降はそれらを掘り下げて述べていきます。
                                                          H26.11.24 文責 脇元 安
   子どもは変わったか(2)
 精神療法 2014年4月号で「子どもたちは変わったか」のテーマで各分野の専門家がそれぞれ興味深い論文を述べています。いくつか紹介します。山中先生はバウムテストの半世紀前と今の比較から大いに子どもは変わったと結論を出されています。欧州でも同様の研究がなされており、日本と同様の結論だったとのこと。特に、日本の子どもの変化が顕著でした。筆致に力がない、個性減弱、ワンパターン(紋切り型)が多い等でした。50年前はもっとのびのびしており、個性が結構あったとか。しかし、これは実は子どもだけの問題では実はないようです。大人も実は今やそうではないでしょうか。
実は、「大人たちはかわったか」でその点を深く藤井光恵先生が述べておられます。学校、家庭で、他の場所で子どもたちは環境の激変により、当然変わってきつつあります。そもそも、人間社会が今ドラスチックに(劇的に)変わりつつあるのです。その風潮の中で、大人も子どもも多いに変わらざるを得ません。生き延びていくには仕方のないことでしょう。バーチャル全盛時代にあり、古いものはどんどんうち捨てられていきます。
最近、皆短気になりました。切れやすい人ばかりです。待てないのです。せかせか人間が最も多いのが日本です。流行歌など寿命は3ヶ月単位でしょうか。若者礼賛のアメリカ型文明が今、世界的に優勢です。日本はその文明の優等生です。しかし、古い国の日本です。いま、秘やかに古い日本の逆襲がなされつつある、という意見もあります。
最近の子どもはエイリアン、という意見も一時流行し、しかし、今やそれを言う人はいません。行く川の流れは絶えずして・・・が思い出されます。
結論は?? 最近の子どもは当然変わった。その内容は後日に。
 そして、子ども時代は一見延びているようだが、その実、今は10歳ぐらいで将来を決めないと一生うだつが上がらない、そういう厳しい時代に日本の子どもは今ある、ということでしょう。小学校も自由化になりつつあり、中高一貫教育は私学中心に昔からありました。福澤諭吉先生が1870年頃言われたように、今の日本は、学歴が、身分社会に変わって人を縛るようになったということでしょうか。
                                                                           H26.11.24 文責 脇元 安 

子どもは変わったか(3)
  どこが変わったのでしょうか?
まず、権威を恐れなくなりました。責任を取らなくなりました。我が儘になりました。
人の目を意識しなくなりました。愚かになりました。言葉が汚くなりました。不器用になりました。生きる知恵が減りました。夜更かしが増えました。たくましさが減りました。外で遊ばなくなり、自分の部屋に閉じこもりテレビ・ゲーム・携帯三昧、勉強しなくなりました。社会性が減りました。切れやすくなりました。親孝行が減りました。
未熟になりました。賢さが減りました。かわいらしさが減り、生意気になりました。
刹那的になりました。キリギリスになり、蟻さんは減りました。人への優しさが減りました
褒めるところは?あまりありません。一言で言うと?
 自己中
 愚か
 わがまま
  個々に述べる:
 権威を恐れない:
これは、民主国家では至極当然の現象でしょう。警察をいまや恐れる人は少なくなりました。アメリカ並みに税金泥棒という人まで出てきました。学校の先生も尊敬されなくなりました。今や先生は友人感覚、言葉でもため言葉で接し、先生もそれを指摘しません。躾を放棄したからです。
                                                                                                                                           H26.12.10 文責 脇元 安

わがままは多くの要因が絡んでいますが、民主主義、自由社会では民衆がト ップですから、あらゆる権威は引きずり下ろされるわけで、結果、子どもは 恐れるものはなくなり、結果わがままになりました。昔の、地震、雷、火  事、、親父がなつかしい。親父のげんこつ、先生のそれ、鞭はなくなりま  した。韓国ではいまだに学校の先生は鞭を持って生徒を厳しく教育している
 そうです。徴兵制度がある国ですから当然?でしょうか。しかし、社会、特 に会社は今も厳しい。就職1年目に辞める若者は3割と聞いている。我慢がで きないようです。今後は、世界一?わがまま・未熟な日本の若者をどう大人 にしていくかが課題でしょう。
 
勉強しない
 これは先進国共通の悩みのようです。アメリカも大変です。
  ベースにはいくら頑張っても、というしらけムードがあります。偏差値教育の弊害があるでしょう。子どもにどう意欲を持たせるか、今後知恵を出していく必要があります。 
  個人的には、古典の復活がいいと思っています。
  ある田舎村で古典、特に論語を子どもに教えたら勉強への意欲が湧いて、
  東大にどんどん通るようになり、話題になっていると聞いたことがあります。ま、べつに東大に入る必要はないのですが。
  勉強の楽しさを彼らに教えていきたいですね。

体力低下
  これは、家庭内で仕事が減ったので当然の現象でしょう。
  今後は、家庭で学校でどう体を作っていくか計画的におこなう必要がありましょう。
 
                                                                                                                H26.12.18 文責 脇元 安 

希望が持てなくなった若者
日本には何でもある。ただし、希望を除いては。
と村上龍は小説 「日本からのエクソダス」で述べました。それへの反論を述べた女性識者二人がいましたが、どうでしょう。
 三浦綾子さんと台湾出身の某氏でした。
いずれにしろ、偏差値社会では、多くの若者は意欲を早くになくし、学校へ行くのは苦痛でしょう。
ところで、筆者の田舎では小学校時代から
おまえたちが後、10数年もすればこの何もない日本を引っ張っていくのだ、学問こそ全てという、いい教育を受けました。授業は  質問が多く、活気 がある雰囲気でした。日本人の多くはその精神を既に忘れたようですが、他 のアジア諸国、アフリカは未だに「ルックイースト」で日本人の後を追って います。今こそ、明治の精神を思い出し、若者に頑張ってもらわなければなりません。
学閥、地縁、血縁が幅を利かすようでは、中国のように非流動的、不活発な国になってしまいます。
いま、教育に全勢力を注ぐ時期でしょう。
東大卒が学校の先生にどんどんなってもいいと思います。
                                                                                                           H26.12.23 文責 脇元 安
 
 

上の筆者の意見に厳しすぎる、最近の若者のいい点はないのか、という意見がありました。今回は褒めてみましょう。
 ○ 喧嘩が少なくなりました
 ○ 器械に強くなりました。
 ○ 情報に強くなりました
 ○ 権威を恐れなくなりました
 ○ おしゃれが上手になりました
 ○ 無理をしなくなりました
 ○ 親を無理してまで、ずっと世話をしようと思わなくなりました
 ○ あきらめが上手になりました
    上を個別に見ていきましょう

 ○ 喧嘩が少なくなりました
切れる子が話題になっている現状で、こう言うと怪訝な顔をする人もいるかもしれませんが、子ども同士の喧嘩は本当に少なくなりました。
 この要因として、人間関係が表面的になり、結果、お互いの関係が薄くなり、かっかすることが減り、結果、喧嘩が少なくなったということです。高学歴は明らかに関係あるでしょう。結果、単純な子どもが減ったということで、いいことでしょう。感情より理屈優先となり、結果、友情は薄くなり、竹馬の友、走れメロス、の世界は遠くなったようです。昔のように、熱くならなくなった訳で、いいことでしょう。心理学をいうと、ホモセクシャリテーの心性が弱くなった、あるいはかっかしても、すぐに感情に訴えなくなったということでしょう。

○ 器械に強くなりました。
 最近の技術の進歩は超早く、子どもはすぐに馴染み、操り、学校では先生がむしろ習う始末。
お蔭で、年寄りが半ば馬鹿にされる時代になりました。日進月歩、若い方が勝っちゃいます。医学の世界でも若い者の勝ちです。

○ 情報に強くなりました
上と共通する現象で、若者は器械を自由自在に操り、結果、情報には強くなりました。一方、片側通行の情報に半ば以上振り回される、結果、自分の意見をしっかり持たないで、、附和雷同の傾向があります。

○ 権威を恐れなくなりました
これは、先進国共通の現象です。情報社会になると、あらゆる権威が引きずり下ろされます。政治家、医者、弁護士、教師、警察等従来聖職などといわれ、世間に威張っていた階級が権威を失いました。結果は?
若者が権威を恐れなくなりました。教師は大変です。教鞭を取る、とは
鞭をもって子どもを教育する、と言う意味だったのですが、今は教師は鞭を取り上げられ、教育委員会に言うぞ、の対象に成り下がりました。
 教室では、先生の授業など誰も聞いていません。学校で勉強しなくなりました。親も親で、教師を恐れなくなり、モンスター親すら誕生しています。お蔭で、塾大流行です。公立教育の破壊?を最も喜んでいるのは塾関係、私学関係かもしれません。

○ おしゃれが上手になりました
      昔は高校まで化粧禁止でした。資生堂が、高校3年の3学期に学校に来て、宣伝をちょこっとやる程度でした。今はどうでしょう。中学校から女子は化粧します。上手に。お蔭で、金が足りません。時には春を売る子まで出る始末。とにかく、お化粧は上手になりました。男子も眉を剃って、自分で書く時代です。筆者はとてもついていけません。茶髪、これもついていけません。筆者の高校時代は坊主でした。それがあるときから人権侵害になり、今や茶髪で堂々と高校に来ます。誰もそれを咎められません。カラスの勝手でしょうか。

○ 無理をしなくなりました
最近はあきらめが早いというか、醒めているというか、人生早早に自分に見切りをつけて、競争社会から降りる子が増えました。無理をしなくなったわけで、いいことでしょう。すべてに全力で行かなくなりました。頑張る子はださい、のでしょう。
 

○ 親を無理してまで、ずっと世話をしようと思わなくなりました
これはいいことなのか、です。親孝行は随分減りました。昔は母親の愛は絶対的存在でしたが、今やどうでしょう。戦後、母の愛を高らかに謳う詩人がいましたが、今や、です。母親の方も相当変わったのでしょう。浮気も珍しくなくなりました。自分の欲望を無理して抑える必要性が減っています。結果、母への愛情、尊敬は減ったのでしょうか。母親は老後は寂しく、ホーム行きというのが流行です。欧米化と言えなくもないでしょう。

○ あきらめが上手になりました
これは、先述しています。自分に見切りをつけるのが早くなったようです。無理しなくなりました。いいことなのでしょう。自分を追い込むことは減ったわけで、無理する人生は減り、いいことなのでしょう。夢を持ちにくくなったのでしょう。反面、刹那的になった訳で、生き甲斐は少し減ったのかもしれません。
       
                                                                                                                                            H26.12.25 文責 脇元 安


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2014年9月30日 火曜日

不登校

不登校
 
 これについては大分前に述べているはずですが、また述べます。
 不登校、これは日本が最も多いのではないでしょうか。
 鷲尾論文が約40年前に出て以来、不登校はうなぎ登り。昔は一学年に
 数えるほどでしたが、今はクラスに2,3人ということも。
 不登校は単なる現象をいいますが、その中身は?
 きっかけは同じクラス(稀には他のクラス、上級生)、クラブの人間関係
 での種々の軋轢(あつれき)です。圧倒的に多いのはいじめです。虐めも定義 が非常に難しいのですが、当人にとって非常に不愉快な、相手(複数が多い)からの言葉でのやりとり(からかい、侮辱)、時に暴言、ゆすりまがい、させられ体験(万引き強要、他の生徒の虐め強要など)、あるいは暴力などが原因です。自殺の真似の強要から実際の強要までありました。
虐め以外では、担任からのあるいは担任以外の先生、クラブの顧問の先生からのいじめ、暴言、侮辱、時には見せしめ的行為などがあります。
いじめ以外にも当然原因はあります。
とにかく、何らかのきっかけで学校に行けなくなります。以前は、無理にでも登校させよという荒っぽい方法が取られましたが、最近は登校刺激はよくないという方法に変わりましたが、一部の熱心な?先生、特に担任は毎日でも家に押しかける、電話をかけるという先生も少なくありません。文部省は登校刺激はよくないと指導しているようですが、校長からの叱咤で、仕方なくやっている担任もおられます。
確か、二週間以上の不登校は報告する義務があったと思います。そのプレッシャーもあるのでしょうか。
 昔はほとんだありませんでした。民主化とともに教師から権威と威厳が薄れるに従い、不登校は増えてきました。昔はクラスは50人規模でしたが、教師は怖い存在で、クラスはぴりっとしていました。最も民主化した国、アメリカ、日本で不登校がいじめが多いのは奇妙な現象です。
ただし、日本のいじめは非常に独特で、多くの論文があります。
集団性、陰湿さ、言葉でのいじめの多さ、無視などが特徴といわれます。
不登校は学校(学級)恐怖からの意味ある撤退行動であるというのが識者の概ねの見解で、それは多分正しいでしょう。
しかし、不登校は実際大変な現象です。集団から外れた行動を取っているのですから、その疎外感は半端ではありません。本人も親〔特に母親〕にも大変なストレスです。朝はおきれず、昼頃起きる(大腿昼夜逆転する)、起きてもすることはなく、外出は外の目があり、出られず、結局家でごろごろ。最近は文明の利器・・・パソコンでゲーム、ツイッター、時にはエロ関係三昧?、携帯三昧になりがちです。一部にはうつ病傾向に陥る子どももいます。
ごく一部には家庭内暴力、これは親からのそれとと子からのそれの両者があります。まれには悲劇に発展することもあります。
うつ病には西洋薬は副作用から勧められませんが、筆者は漢方で一部成果を挙げています。
不登校は小学校から始まり、中学校、高校と続く傾向にあります。
中学校では内申書でバリアーにぶち当たり、公立にはなかなか進めません。
一般に勉強では遅れをとります。一人で勉強はなかなかできるものではありません。大体、意欲が低下しています。家庭教師は費用の点で実際的ではありません。NPOで不登校の子らに居場所を提供したり、学生が勉強を見てあげたりのボランテアは細々やられていますが、それでカバーできる数はごくわずかでしょう。高校での不登校は義務教育と異なり、卒業の困難さが出てきます。
高校は公立も私立も出席日数にはきわめて厳格であり、医師の診断書ぐらいでは不登校は免除されません。結局、日数不足で他のサポート高に転校することになりますが、そもそも登校が困難なのですから、最後は通信制に移ることも少なくありません。
思い出しました。ごく一部には睡眠相後退症候群がおり、睡眠指導で登校できる子もいます。
 ところで、不登校の長期の調査では8割は何とか高校の卒業資格を取り、大学まで行っている子も相当数いる、しかし、就職となると厳しいという報告が出ています。
不登校の専門家は少なく、そこに相談してもなかなかいい方策はなく、学校にすんなり戻る方法は少ないようです。しかし、専門家は不登校の心理を十分知り、その経過を多く知っています。彼らの助言を得ることは時に大きな力を与えるでしょう。サポートする組織に頼るのもいいのですが、その数は少ないです。
大事に至らないうちに手を打っていく、これにつきましょう。
特にゲーム脳は一旦陥ると離脱が難しい。また、反体制的なグループと接点を持ち出すと、ここから抜け出すのは相当困難になります。不登校もいろいろなコースがあり、それぞれに対して知恵を出す、それにつきましょう。
                              9/20/2014  文責 脇元 安

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2014年9月26日 金曜日

漢方とは

漢方
いよいよ漢方について述べる時が来た。
漢方は誤解・偏見に満ちている。国民の多くはそれをよく知らないし、
結果、漢方を上手に利用していないようだ。第一、専門家は非常に少ない。
日々の多忙な臨床の合間に、「証」もよく知らずに、頭痛にバッファリンの感覚で漢方薬を処方している医師が大部分だろう。患者さんは偉い迷惑だ。
皆さんには、とにかく、漢方のなんたるかを知り、漢方の上手な使い方を知っ
て欲しい。うまく使えば、漢方は非常に役立ちます。


漢方とは:
 複雑な体系である漢方を一言ではとても言えません。敢えて言えば、
それは、人体を気血水の流れを基本におき、気血水と五臓六腑との相互関係で見る学問で、気血水の乱れがあって五臓六腑の病が生じ、それを漢方薬(生薬の組み合わせ)あるいは鍼灸で治していこうという一大体系の医学であり、きわめて実際的である。
漢方薬は1000年以上の長い間、あらゆる生薬の組み合わせを実際に試し、生き
残ったものが現在、薬として使われています。

基本は、気血水(の循行)でそれらが五臓六腑を調節しており、それらの加減
(実(多)あるいは虚)で五臓六腑が病気にもなり得る。
たとえば、感冒は、外邪に対し、気血水の乱れからその侵入を許し、熱、項部硬直、咽頭発赤、鼻汁などの症状を呈するとする。  
人体をひとりひとりの体力、気力、個人の資質からみていき、頭痛にバッファリンという単純な見方はしない。

しびれは西洋医学では末梢血管、あるいは末梢神経の障害と単純に見る。漢方では気血水の乱れと五臓論から見ていく。すなわち、それらの実と虚でみる。しびれは一般に腎虚から来ると見る。したがって、八味地黄丸が効くことになる。
漢方のメリット(利点)は多くあります。
  副作用が少ない。
  老人、こども、 時には妊婦にも使える。
    安い
    車を運転する方にも使える。
    西洋薬不安の強い方に適している。
                                        続く
                                        9・28・2014 



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