新着情報

一覧を見る

2019/11/06

◆移転のお知らせ◆

令和2年1月7日より移転することとなりましたのでお知らせ致します。

新住所 〒810-0010
    福岡市中央区天神2丁目14-8 福岡天神センタービル5F


電話番号・FAX 092-751-0010

現在の場所での診療は12月27日までとなります。

2019/10/09

◆お知らせ◆

12月6日(金)12月7日(土)、12月13日(金)
は院長の学会出張の為休診となります。

2019/06/24

◆お知らせ◆

起立性調節障害(OD)の専門外来開設
当院ではODの専門外来を新しく開設しました。
               令和1年6月24日

 ODは成長期に特有の病気で、中学生の1割、小児科を受診する中学生の2割を占めると言われます。専門家は少なく、正しく治療されているといえません。本体は自律神経失調症から朝の血圧が上がらないこと(低血圧)で、治療は昇圧剤(リズミック他)ですが、これが効かない時があります。そういうときは漢方です。
症状は朝起きられない、めまい、立ちくらみ、ふらつき、あさの調子が悪い、乗り物酔いをしやすい、頭痛、腹痛、疲労、倦怠、つかれやすいなどです。結果として、不登校、引きこもりにつながることもあります。心ないひとからは怠けといわれ、本人は苦しむこともあります。
一見、うつ病に似ているため、うつ病と誤診され、抗うつ薬を処方され、効かない時は増量され、抗うつ薬の副作用・・・低血圧、ふらつき、めまい、食欲不振、だるい、便秘、口渇などに苦しむこともあります。結果、本来のODの症状をさらに悪化させることもあります。

診断はシェロングテスト(起立試験)があります。

治療は昇圧剤ですが、これが効かないときは漢方です。
本症は、気虚がベースにあり、血や水のめぐりも悪いです。
気をよくする漢方は
六君子湯、四君子湯、補中益気湯、人参湯、黄耆建中湯など。
他に
半夏白朮天麻湯、苓桂朮甘草・・・・めまいに有効
があります。
   まずは正しい診断を。

検査は
安静臥位の血圧、脈圧、脈拍、
次は起立直後、起立後1分、3分、5分、7分、10分後のそれらを測定します。起立後血圧が上がらないときはODが疑われます。
ODの本体は自律神経失調症です。本来、起立時は血圧が上がるのですが、ODでは上がりません。
正しい治療を受け、本症を治して、元気に登校しましょう。
あきらめないで。
                                                 令和1年6月23日 文責 脇元 安

2019/05/01

◆お知らせ◆

令和元年5月より診療時間が変更になります。

月曜・火曜・木曜
9:30~18:00
水曜
9:00~14:00
金曜
10:00~19:00
土曜
9:00~17:00
昼休みは13:00~14:00

午前の受付は12:30まで。(水曜日は13:30まで)
最終受付は診療時間の30分前までとなっています。
日・祝は休診
お間違えのないようにご来院ください。

2019/02/27

◆お知らせ◆

治験について 当院では抗うつ薬治療抵抗性のうつ病(20~64歳および65歳以上)の治験を行っております。興味のある方は当院までご連絡ください。詳細はこちら

ドクタ-美根の過敏性腸症候群治療教室

2015年12月28日 月曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群教室

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
2015年12月28日 月曜日
第18回
【過敏性腸症候群ガス型とは?  その2】
日本人に過敏性腸症候群ガス型の人が多いのは、「人前でオナラをするのはとても恥ずかしいこと」とされる日本の文化、風俗が関係しているのかもしれません。日本文化は「恥じの文化」ともいわれていますが、日本は「恥をかかない」ことがとても重要視される社会です。過敏性腸症候群ガス型の方の心の中は「オナラをして恥をかきたくない」という気持ちで一杯であり、羞恥心との闘いの連続でしょう。「人に不快な思いをさせたくない」という気持ちが強い方もおられます。子供同士のなかでは、オナラをすると、からかいやいじめの対象になることさえあり、それは本人にとって大きなトラウマ体験になります。このような背景から、衆人の中でオナラをしてしまうことにはかなりの不安や緊張が伴います。
しかしながら、すべての人間はオナラをしながら生きています。
人間の腸管内には腸内細菌が常在しています。そして腸内細菌は腸の働きを正常に保つために一定の役割を果たしていることが分かっています。腸管ガスはこの腸内細菌の活動により発生するものです。そして腸内細菌叢の変化は腸の機能に影響を与えることや、ストレスが腸内細菌叢に大きな影響を与えることも次第に明らかになってきました。過敏性腸症候群と診断された人の腸管では腸内細菌の状態が変化していることを示唆する報告もあります。
ストレス等による腸内細菌叢の変化が、腸管ガス発生に影響を及ぼすだろうということは論理的には推定できますが、過敏性腸症候群の患者さんにおいて、本当に腸管ガスの発生が増加しているのかどうかについては、まだ実証されていないのが現状です。強い腹部膨満感の出現には腸管ガスの存在だけではなく、腸管における内臓知覚の感受性が強くなっていることも大きく関与しています。放屁症状の出現には、やはり腸管の運動機能異常が最も大きく関与しているものと私は考えています。
先に述べたように強い心理的ストレスにより小腸、大腸に運動機能異常が生じます。過敏性腸症候群の他のタイプと同様に、ガス型においても様々なストレス、心身の疲労で症状は悪化します。発症のきっかもそれぞれの方で異なります。しかしながら、ガス型の方について共通して言えることは「他の人がいるところでオナラをしてしまうのではないか、他の人にオナラをしたことを気付かれるのではないか」という不安感や恐怖感そのものが、日常的に強いストレスとなっているということです。
次回は過敏性腸症候群ガス型の治療についてお話しします。
(文責 美根和典)

投稿者 脇元クリニック | 記事URL

2015年12月 3日 木曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群教室

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
2015年12月 3日 木曜日
第17回
【過敏性腸症候群ガス型とは?  その1】
過敏性腸症候群ガス型という言葉を耳にした方はおられると思いますが、「過敏性腸症候群にガス型というタイプが本当にあるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
「過敏性腸症候群ガス型」は日本で、かなり前から提唱されてきた概念です。そして日本にはこのようなガス型の方がかなりおられます。
では、どのような病状を「過敏性腸症候群ガス型」と名付けているのでしょうか?
放屁(オナラ)、腹部膨満感、腹鳴という"腸管内のガスによって生じる症状"で最も苦しんでいる方達のことを「過敏性腸症候群ガス型」と呼びます。もちろんこのタイプの方も腹痛・腹部不快感、便通異常(下痢・便秘)という過敏性腸症候群の基本的な症状で悩んでいます。
最近はローマⅢという過敏性腸症候群の国際分類の影響があるのか、教科書的な文書には、この過敏性腸症候群ガス型が記載されていないことも多いようです。
ローマⅢという過敏性腸症候群の国際分類においては、ガス型という概念はありません。それでは外国には「過敏性腸症候群ガス型」は存在しないのでしょうか? この疑問の答えは謎ですが、私は、おそらく「過敏性腸症候群ガス型」は日本人特有のタイプではないかと思っています。
次回は、「過敏性腸症候群ガス型」の症状、成り立ちについてもう少しお話しします。
(文責:美根 和典)

【参考:過敏性腸症候群を含む消化管機能異常を国際的に分類しようとしているローマIIIという分類の中に「機能性膨満」という項目がありますが、本邦で「過敏性腸症候群ガス型」と診断してきたものとはかなり異なります。
日本では過敏性腸症候群を、最も困っている症状をもとに下痢型(下痢症状優位型)、便秘型、下痢便秘交代型(不安定型)、ガス型に分類してきました。】

投稿者 脇元クリニック | 記事URL