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2017/03/25

◆お知らせ◆
平成29年5月第2週より

毎週 木曜日午前(10時~13時)
児童専門外来を開設いたします。
不登校、発達関連、引きこもり、不安障害、チック等の相談に応じます。

同日 午後14時半~18時
新患および再来(児童から大人)の診察、精神衛生相談(本人以外のご家族からのご相談)を行います。

当院は予約制ですので電話で予約してご来院ください。
☏092-751-0010

2017/03/10

院長ブログ

2018年4月20日 金曜日

栄養療法(オーソモレキュラー):予告

 うつ病、発達障害が最近増えている。それも半端ではない増え方であ。
これらが身体病と異なるところは原因が未だにはっきりしないことである。土台、糖尿病・肺炎とは異なる。
最近うつ病の原因とし、従来のセロトニン不足以外に成長因子不足(BDNF)や細胞の炎症説などが言われるようになった。一部栄養障害説もある。
代謝異常、酵素不足、末梢循環障害なども言われている。原因の説は30はある。
いずれにしろ、何かが不足しているのだろう。
誤解して欲しくない点は、原因がわからないのなら治療がないのだと思うことである。昔、結核という難病があった。原因がわかった今はわりと簡単に治療できるし、これで死ぬことは大いに減った。
うつ病では西洋薬は多種類あり、どれを選択するか迷うほどである。これで6、7割は治る。
(注意しなくてはいけないのはうつ病は結構診断がむずかしいということ。
ホルモン障害、発達障害の合併症としてのうつ病、脳疾患。内臓疾患の合併症、などなど身体疾患に伴ううつ病が案外多い。医師も時にそれらを見逃すことがある。
それと、最近話題のそううつ病。これも診断はむずかしい。そううつ病でのうつ病に西洋薬をうっかり処方すると、薬由来の躁病を生じることがある。ご用心)
大体、放っておいてもうつ病の半分は治るとも言われている。しかし、最近なかなか治らないうつ病が増えてきた。これをどう治すか喫緊の問題である。
発達障害であるが、最近栄養障害が言われている。糖質制限をしたら多動の子どもが治ったという報告が結構ある。当院でも一例経験した。
  今後、今話題の栄養療法(オーソモレキュラー)を少し説明していこうと思う。この説は理解がかなり難しい。私も一所懸命勉強して説明していきます。期待してください。ひょっとすると、統合失調症も栄養療法で治る可能性がある。米国発のこの治療を知っていきましょう。
                                          平成30年4月18日
                                           文責 脇元 安
栄養療法(オーソモレキュラー) (2)
序)
 いよいよ各論である。栄養療法(オーソモレキュラー) は実は以前に「うつ病と栄養」で一部述べていたようだ。重複するかもしれないが、私自身その後新しい情報を得ているので敢えて述べる。
そもそも戦後、何故、心の疾患、癌、心臓病、アレルギー、アトピー、免疫疾患などがうなぎ登りで増えているのだろう??
これを現代人は真剣に考えるべき頃である。昔の人に比べて、冷暖房完備、毎日のように昔なら夢のような食事を現代人は取っているはずなのに、何故各種病気が増えているのか? 
実は原因は、体を動かさなくなったこと、現代の食事にありと最近言われている。現代人の仕事は今やコンピューターのキーを押すことぐらい。運動不足もはなはだしい。大体、長寿国の地域は農業中心の田舎ばかりである。都会ではない。彼らはご馳走を決して食べていない。
自然のものばかり食べている。現代の食品のどこがいけないの??
 それは食品がほとんどすべて工場で今や作られていることです。その元となる穀物、野菜、肉、養殖物(魚が多い)らは肥料たっぷり、ホルモン、抗生物質、添加物たっぷりで作られており、工場で商品として作られ、防腐剤をたっぷり入れられて、トラックで汽車で遠くから運ばれてきて、コンビニ、スーパーで売られ、忙しい主婦、独身者、老人はそこでほとんど買い、自分で作る人は今やいないに等しい。大体、みんな土地を持たないので、大事な食料を自分で作れず、仕方なく店で買っている。工場は世界一厳しい食品の作製基準を守るため、防腐剤を始め、まがい物作りのための調味料・添加物、その他をふんだんに盛り込み、結果てんこ盛りの商品である。作る方はそれら商品を食べないと聞く。外国からはもっと怪しい食品が大量に渡ってくる。中国、米国(米国の牛肉は危ないという)からも怪しい食品がくる。添加物に関しては日本が一番怪しいと聞く。基準が甘いからだ。欧米に比べ、緩すぎるという。
哀れなのはそれら怪しい食品を食べさせられる国民である。特に子どもが被害を被っているだろう。まだ、最終結論は出ていないが、戦後各種病気が増加したのは、へんてこな?食品を国民が食べさせられてきたのが大きな理由だろう。複合汚染も原因の一つかもしれない。
米国の大金持ちは決してそういう物は食べず、オーガニックなものを少量しか食べないという。ロックフェラーは100歳越えである。
とにかく、災いはコンビニ、インスタントな食品にあり?であろう。
母が妊娠中、変な食べ物を食べて毒素?が臍帯を通して胎児に伝わる、それが・・・と一部言われている。発達障害の増加は、か
なり食品が絡んでいるのではと言われている。これ、まだ仮説です。・・・の部分は、脳の障害、脳の発達に悪影響を与えると危惧されていますということ。
上に述べたことが正しいとすれば、治療は栄養療法(オーソモレキュラー) になります。体に不足している物を補う、あるいは神経伝達物質を作る元になる物質・・・ビタミン、アミノ酸、タンパク質、電解質、鉄を補う。一部をサプリメントで。あるいは、糖質欠乏を補う。そういう治療法がオーソモレキュラーです。少し難しい内容ですが、次回以降詳しく述べていきます。
                              平成30年5月3日
                                 文責 脇元 安

オーソモレキュラー 本編(3)
 序)
「オーソモレキュラーとは身体の中の分子(栄養素)の濃度を最適な状態に保つことで、身体の機能を向上させ、病態の改善をする治 療法」のこと。オルソと聞いて オーソドックス と連想した人は賢い?適正なという意味らしい。患者の状態に応じて適正に生化学や生理学、分子栄養学の膨大な知見や研究成果に裏打ちされた治療を行う治療法。
つまり、体の中の分子レベルでなにが起こっているかを理解し、分子レベルのトラブルを補正すること。そのために食事と栄養の改善が最も大 切な治療手段となる。
 日々、感じる不調、問題の背景に栄養や代謝の問題があると言うことを知って、病院に行ったり、薬に頼る前に食べ物に注意したり、不足し ている栄養素を追加するなどして対応できることがたくさんあるはず。まず、薬に頼る前に自分の食事、栄養について振り返ってみよう。
 食事と栄養に充分注意を!!!!
本論)
 例1) ALP 273 尿素窒素 10.5 鉄 43 フェリチン 6 尿中Dpd/Cr10.5  48歳女性 左肩の激しい痛み
他院では50肩の診断で、治療はありきたりの痛み止め程度でした。溝口医院で左肩に石灰沈着が見いだされています。
上のデータを見て普通の医者は病気をよく診断できません。私もです。
オーソモレキュラーでは?
(その前に肩の写真で 石灰沈着 がありました。肩に痛みくる前に急に閉経しています)
尿中Dpd/Cr10.5の上昇から48歳なのに急激に骨からカルシウムが溶け出していることがわかります。
これは、閉経で急にエストロゲンが減り、閉経、骨からのカルシウム流出が起こったことを想像できます。
 次にALP これは肝臓、骨由来の酵素ですが、肝臓、骨由来のALPを測ると、骨由来のALPが大きく上昇していました。
これは、閉経で急にエストロゲンが減り、閉経、骨からのカルシウムが溶け出し、それを補うために骨新生が刺激され、ALP上昇になったと思われます。
鉄とフェリチンがともに低値であり、鉄の欠乏が深刻であったことがわかります。閉経と関係ある?

オーソモレキュラーでは上の結果から不足した鉄を補い、エストロゲンの材料になる大豆イソフラボンを補充し、カルシウムやマグネシウムを補給します。
すると??
3ヶ月後には石灰沈着の像は消え、5ヶ月後にはデータも改善し痛みは取れ、疲れにくくなり、肌の調子も良くなった。
患者さんはハッピー。
データ 202, 16.9 141 13 6.5でした。
オーソモレキュラーの一例を報告しましたが、素晴らしいの一語です。
でも、やはりオーソモレキュラーはむずかしそう????
 第二弾は近々に。
                     平成30年5月9日
                     文責 脇元 安

心の病気の原因がついにわかった!?

  最近、食事療法に関する文献や本が半端なく出ている。既に、一部は紹介している。
医学界では食事療法について長い間論争があった。今も続いているが。
その中心は糖質の摂り方(とりかた)で、他にはタンパク質の摂り方だった。糖質についてはほぼ結論が出たようである。
戦後、先進国では豊かになり、三度三度食べられるようになった。今では欠食児童はほとんどいない。日本ではなんと戦後身長が伸び続け(10cm以上)、女性の足は長くなり、細くなった。大根足は少なくなった。しかし、皮肉なことに、先進国では癌、成人病・・・・心臓病、糖尿病、動脈硬化が増え、腎透析も増えた。また、心の病気はうなぎ登りである。うつ病、発達障害の増加は恐ろしいぐらいである(ただし、 米国だけは食事療法に大変化があり、癌は減っているという)。
糖質では、糖質制限派が勝利したようである。たとえば、糖尿病では、米国では糖質は制限されようとしており、糖尿病の食事療法では糖質は40%とされた。日本では? 今でも60%である。日本は遅れていると言えよう。
さて、糖質の過剰摂取は何故良くないのか?
糖質スパイクが最近よく言われる。糖質を多く摂った(とった)ときに
膵臓からインシュリンが出て、結果、ブドウ糖が急激に低下し、いらいらする、そして、また糖質を摂ろうとする、これをいう。糖分はまるで麻薬のようである。そう、麻薬説は正しい。日本では、半世紀前まで糖分はあまり摂っていなかった。おやつの習慣などなかった。今は三度の食事でご飯、パン、うどん、ラーメン、スパゲッチー、ハンバーガーなど取り過ぎる傾向がある。締めはラーメンという悪い習慣まである。
デザートにケーキもある。ポテトチップもよく食べる。とにかく、糖質の摂り過ぎはアウトである。このことをもっと理解しよう。糖分のとりすぎはいいことはなにもない。
 さて、糖質のとりすぎ以外で言われていることは?
インスタント食品、加工食品のとりすぎである。コンビニの商品は怪しい。工場で作られた食品を私たちは食べさせられている。
大量の添加物はもちろんだが、魚、肉、鳥、牛乳などには抗生物質が含まれているかもしれない。
戦後の病気の増加はそれら工場で作られた食品を毎日のように摂ることに原因があるのではと最近言われるようになった。
オーソモレキュラーという米国発の治療はそれら怪しい食品をなるべく摂らない、仕方なく摂った後は解毒していくというものだ。サプリメントも使っていく。毒に対しては解毒作用のある物を摂る。
毒とは水銀、他である。大きな魚に含まれている? また、ビタミン、鉄、亜鉛など不足していたら補う。アミノ酸もたっぷり摂る。結果、セロトニン、メラソニン、コレストロールなどが増えるという。
 さて、心の病気だが、戦後の爆発の原因はストレスだけではなく、それら怪しい物を戦後私たちが大量に摂るようになったからだというもの。
治療はオーソモレキュラー的治療になっていく。実際、米国では20年以上前から、日本では最近おこなわれ、結構治っているという。
筆者は注意欠陥多動の子どもが糖質制限だけで治った例を知っている。
今後、日本の医者もオーソモレキュラー的治療をもっと知っていかなければならない。
 ところで、私はベテランの精神科医師だが、若いときからどうも精神科の薬が好きになれなくて、あまり使わない方で、偉い先輩医師から時々注意を受けた。 「もっと使え」と。
しかし、中枢薬はやはり怖い。漢方、オーソモレキュラー、カウンセリングそういうものをもっと増やしていかなければならない。
しかし、大問題がある。そういう患者さんにとっていいことが何故日本ではやらないの??
 解答は??
 「儲からないから」でした。
今後、オーソモレキュラーは勿論、糖質制限、食事療法(特に1日1食療法)をぼちぼち述べていきます。
筆者は今、1日1食療法を1ヶ月あまり実行して、めざましい成果を挙げています。今後は心の問題の解決は食事療法になっていく!?
案外 そうなるかもしれません。しかし、儲からないんですけど・・・
日本は後天的技術を評価する国ではありません。
盲腸の手術料は日本は30万あまり、あめりかは??? 
200万以上とか。話になりません。

                               平成30年5月16日
                               文責 脇元 安