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2018/08/30

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当院では児童思春期うつ病(9歳~17歳)の治験を行っております。
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2017/07/13
2017/03/10

ドクタ-美根の過敏性腸症候群治療教室

2017年6月15日 木曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室

自律神経系、チームプレーの異常としての過敏性腸症候群と機能性胃腸症:ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根和典:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
2017年6月15日木曜日
第25回
【自律神経系、チームプレーの異常としての過敏性腸症候群と機能性胃腸症】
人は食べ物を巧妙な仕組みで消化分解して、生きるために必要なすべてのエネルギー源と栄養素を吸収して体内に取り込みます。この役割を担うのが消化器です。食道、胃~大腸の消化管、そして膵臓、肝臓など消化液を分泌する臓器から成り立っています。これらの消化管と臓器が連携を取りながら消化吸収を行います。そしてそれぞれの働きは自律神経系(交感神経と副交感神経)にコントロールされています。自律神経系は脳で制御されています。また消化管と臓器の連携を保つために消化管ホルモンが分泌されて働いています。このようなメカニズムを駆使して胃、食道、胆のう、膵臓、小腸、大腸は緊密な連携プレーを行いながら消化吸収をより滑らかに迅速に行います。ストレスや心の疲労は脳、自律神経系を介して、消化吸収という重要な働きを狂わせます。脳の感情をコントロールする部位と内臓をコントロールする部位はほぼ同じところ(視床下部などの自律神経中枢)です。脳で受け止められたストレスは自律神経を介して食道、胃、十二指腸、胆のう、膵臓などの機能異常をひき起こします。そしてさらに臓器と消化管の連携もうまくいかなくなります。胃の機能異常とされる機能性胃腸症と小腸・大腸の機能異常とされる過敏性腸症候群においてはこの消化器系全体におけるチームプレーもうまくいかなくなります。このようなことから機能性胃腸症と過敏性腸症候群とが合併しやすいのは、当然のことだと言えるでしょう。
消化管機能異常としては他に食道運動機能異常(びまん性食道けいれん、非心臓性胸痛)などもありますが、また別の機会にお話ししたいと思います。
                                                (文責 美根 和典)

投稿者 脇元クリニック

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