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2017/11/18

◆お知らせ◆

12月16日(土)より毎月第3土曜日は16時までの
診療となります。
14時からは特に初めての方を中心に診療を行いますので
ご利用ください。

2017/07/13
2017/03/25

◆お知らせ◆
平成29年5月第2週より

毎週 木曜日午前(10時~13時)
児童専門外来を開設いたします。
不登校、発達関連、引きこもり、不安障害、チック等の相談に応じます。

同日 午後14時半~18時
新患および再来(児童から大人)の診察、精神衛生相談(本人以外のご家族からのご相談)を行います。

当院は予約制ですので電話で予約してご来院ください。
☏092-751-0010

院長ブログ

2016年1月26日 火曜日

本音の心理学 (意志力)

 
 本音の心理学
序)
 人生とはなんであろう?
これについては過去、宗教、哲学、倫理学、人生の指南書、小説、芝居、 ドラマ等であらゆることが語られてきた。これらには本音と建て前がある。建前の面では、人を己を信じて人のために生きる、真面目な人生を生きる、いろいろの苦労を乗り越えて明るく生きていこう、などが多いようだ。
今回は本音で私の考える世の中の真実を述べ、その後、成功の心理学を一部述べてみよう。私も既に65歳を過ぎ、老境に入った。特に若い人に対してこれから本音の心理学を述べ、今後の長い人生に活かして頂きたいと思う。
(厳しい文もあると思うが、怒らず、人生の先輩の箴言として聞いて頂きたい)
本論)
 さて、本音の心理学を始めよう。近々「成功の心理学」を書く予定であるが、今回はその概要である。
「成功の心理学」では、現代社会の分析を一部述べる予定であるが、今の難しい社会を知らずして成功することはできにくいからだ。誰でも自分の人生を成功させたいと真剣に思っているはずだ。その秘訣を知っていこう。ひねくれはよくない。
初めに現代社会の分析を大急ぎでやってみよう。
最近、書店には現代社会の分析本が多く並んでいる。他には、人生を上手に生きていくための啓蒙書が多いようだ。

現代社会とは・・・・
 このテーマは複雑すぎて一言ではとても言えないが、混沌・・・カオスがぴったりであろうか。
戦後、若者を一時熱狂させた共産主義は今、地に落ちた感があり、誰も見向かなくなったようだ。なぜ、共産主義がナチズム以上に嫌われたかについては拙著「戦争の心理学」風詠社 2014年でも述べたが、自分たちの唯物論的科学主義、一党独裁説、共産主義以外は糞であるという絶対主義を説き、暴力至上主義(革命は銃口から,はあまりに有名)で、
反対する者らには死を持って報い、実際の大量虐殺、大量粛清、大量の餓死者の真実を皆が知り、共産党は昔の王様以上の存在だとわかり、震え上がったからであろう。紅衛兵の恐ろしさ(親をまず糾弾する下克上の世界)の記憶はまだ新しい。
人類史上最高の理想を説いたはずのイデオロギー(共産主義)が蓋を開けてみれば至上最大の悪魔の説だったということだ。
 参考 漫画 レッド 赤軍派の怖さがよく描かれている
一方の自由主義、民主主義、資本主義は共産主義亡き?後、どうだろう。
現代は、1930年代の大恐慌以降、最大の危機で、恐慌に近い状態であり、資本主義は黄昏れており、過去かくも強大だったアメリカは貧乏になり、オバマ、はアメリカは既に世界の警察ではないと言い切り、アメリカは自信をなくして、昔の内向きに戻っている。
それらに変わって、今、勢いがいいのは中国・ロシアの新覇権主義である。また、全く新しいイデオロギーであるイスラム主義は今、不気味な存在である、正直、何を考えているのかわからない存在だ。世界から中心がなくなり、弱肉強食の世界に戻った感がある。
上のような混沌とした時代に戦後、奇跡の復活を遂げた我が日本はどうだろう。尊敬できる為政者はおらず、政策は無方向で迷走している感がある。世の中は絶不景気だ。300万以下の年収者が今や半分というデータもある。車は売れない、家は売れない、結婚しない(できない?)、結果子ども作らない、希望を持たない等のないないづくしである。ただし、自民党に愛された階級・・・輸出産業(トヨタ他)、上流階級その他は勢いがいい。アベノミクス(新ケインズ主義)は彼らのためのペテン政策ではあった。

成功の人生とは)
 以上、ごく簡単に現代社会の分析をおこなった。次に成功の人生とは何かを述べよう。人によって成功の人生についてはあらゆる見方があるが、最大公約数的には、病気もせず、まずは健康で、人に愛され、人を愛し、仕事はそこそこ、お金もそこそこ、平凡だが大きな波風のない人生ということになろう。
参考:拙著「素晴らしきかな人生 人として生まれたことの本当の喜びについて」風詠社 2012年

しかし、そのような平凡だが、平穏な人生を送れる人は全体の何%であろうか? 今の世紀の大不景気の中で、平穏な人生を送っている人は半分を割るかもしれない。送れない人は非常に辛い毎日であろう。では、どうしたらその苦境から抜け出せるのか。
しばらく、自分で考えてみよう。
 3分間考える
解答)(飽くまで私の考えるアンサー)
今、幸福な方は以下を読む必要はありません。
 まずは、私は(今の苦境を)ぜったい抜け出せる、抜け出してみせると決意することである。絶対、あきらめてはいけない。
自分を信じる、信じようとすることだろう。自分が自分を見限ってはどうにもならない。逆になかなかうまくいかない人は自分を見限っている、絶望?しているようだ。
心理学では自分を信じる、信じようとする気持ちは「自己愛」となる。普通の自己愛を持つことだ。一人では何もできない。自分を支えてくれる人を持つことだ。身内、友人、時には心理専門家、医師を頼ろう。ただし、ラインの友達はあまり当てにならないだろう。顔をお互い知らない人を頼ることには危険がある。気をつけたいのは、気持ちだけでは半分であるということ。最も大切なものはなんと言っても体、風邪も引かない体を持つことだ。丈夫な体を生まれつき持っていない人は、元気になる知識を獲得して、ぼちぼち体を鍛え直して、ぼちぼち丈夫にしていくことだ。それは簡単なことでない。まずは体を丈夫にする知識の獲得である。この方法は数多くあり、流派も多い。私は東洋医学の立場から紹介する。
まずは、よい睡眠とよい食事である。現代人、とりわけ日本人は最近不眠が多い。若者でも多い。不眠の人は生活のリズムが乱れている。体温も血圧も一般に低い。脈に元気がない。肌につやがない。声に元気が乏しい。なにより、いい睡眠を取ろうという意欲に乏しい。逆に夜に強い。自律神経は、昼は交感神経が優性で、夜、副交感神経が優位になり体は非活動的になり、リラックスするようになっているが、逆に夜活動的になり、携帯、パソコン他で忙しい。夜10時から朝6時までしっかり眠ることがいい人生への近道である。睡眠障害の原因は多くある。寝酒、寝る前3時間以内のコーヒー、お茶はよくない。熱い風呂に数分入る、はおすすめ。運動は逆効果。明るすぎる蛍光灯もよくない。昔ながらの電球がよい。食事は和食がよい。世界は今、大変な和食ブームなのに、日本では逆に西洋式の食事が多い。非活発の人の食事では、メニューが一般に少ない、食事時間が少ない、冷たいものが多い、何より食事に手間暇を掛けていない、噛む回数が少ない(20回は噛みたい)などがある。脂っこいものではなく、低タンパク、低脂肪、植物中心、豆類、海の幸などの和食がお勧めだ。人生送る上で最も大切な食事・睡眠を大切にする、これこそうまく生きていく最高原則である。
次に規則正しい生活を送ること。日本人は一般に働き過ぎで労働時間は世界一だ。夕方早く家に帰って、ゆったりする、
自分の時間を持つことが大切だ。早く帰れない人は、仕事中に短時間でも休憩と呼吸法をこまめに実行しよう。1時間に10分ずつは休みたい。私は日本人の特徴に、 生理学・心理学を知らない 無益な精神主義を挙げている。疲れたら休まなければいけない。
ところで、心の病気を持っている人は、まずそれを治そう。うつ病、うつ状態、疲労症候群、自律神経失調症を初め、結構な数の病気がある。ただし、多くの精神科医、心療内科医の治療は大抵、薬中心である。上に述べた生活療法・呼吸法まで教えてくれる人は少ない。そこまでやってくれる医師、専門家を探して頼ってみよう。時にはカウンセリングもいいだろう。他には、免疫をあげること。呼吸法、ストレッチ、気功、ヨガ、エアロビクス(5分でよい)、生活散歩(最低3000歩)、朝日を浴びるなどが望ましい。毎日最低5分はやってみよう。外で散歩する必要はない。
以上のようにして丈夫な体を作ったら半分は成功である。後は、心理学の出番である。
ところで、成功の心理学であるが、実はその項目は少ない。他方、失敗の理由は多くある。
成功の心理学
 まずは、成功した人から学ぶこと。歴史上の人物でも現在生きている人・・できれば身近にいる人・・でもいい、彼らから大いに学ぼう。ぱくることだ。あの人と自分は違う、真似できるはずがないと信じ込まないこと。同じ人間、やりようによっては充分真似できる。成功する人は、いつも笑っている、将来を信じているからだ。人に好かれる。人徳がある。皆がその人を好きになる。金がその人になければ、周りの人は黙って貸してくれる。部屋は掃除してあり、風呂には週最低3回は入っている。すぐにはそういう人には当然なれない。でも、目標は高く設定しよう。妥協してはいけない。高く高く設定すること。それに近づこうと努力すること。
以上、自分を信じることの大切さを述べた。

次に、一人で解決しようと思わないことである。成功に遠い人はえてして孤立している。自分から人を避けている。いじけている。他人はこちらに勝手にきてくれません。まずは、こちらがノックしないといけない。一歩ずつ一歩ずつ行こう。3日坊主を嫌う人がいる、しかし、それを100回やれば???しつこくやっていこう。

「意志力について」を追加しました

意志力について
 あきらめないためにはどうしたらいいのか?

以下、意志力について述べるが、多くは以下の本によっている。
ケリー・マクゴニガル(神崎朗子訳): スタンフォードの自分を変える教室 だいわ文庫 2015年
多くの人は自分の意志力は弱い、努力が足りない、結果、何事も続かないし人生に成功できないと思っている。
ケリー先生は何故人間の意志力は弱く、努力が続かないのか、脳科学、実験心理学などを援用してずばり答えている。また、意志力を続けるための方法を詳しくのべている。
彼女はスタンフォード大学で「意志力の科学」講座を立ち上げ、多くの講座生徒に、心理学、経済学、神経科学、医学の分野から自己コントロールに関する最新の見解を取り上げ、
どうしたら悪い習慣を捨てて健康的な習慣を身につけられるか
物事をぐずぐずと先延ばしにないようになれるか
集中すべき物事を決め、ストレスと上手に付き合うにはどうしたらよいか
を説明する。次に、
私たちはなぜ誘惑に負けてしまうのかどうしたら誘惑に打ち勝つ強さを身につけられるのかを解明していく。また、自己コントロールの限界を理解することの重要性を説き、「意志力を鍛えるための最適な方法」を紹介する。

自分はどう失敗するかを知る
目標を達成するにはどうしたらいいか??
やるべきことはよくわかっているはずなのに、何故自分はいつまでもやらないのか
 答えは??
自己コントロールを強化するための最もいい方法は、自分がどのように、何故自制心を失ってしまうのかを理解すること。
自分は意志力が強いと思っている人ほど誘惑を感じた場合に自制心を失いやすいことが研究でわかっている。ダイエットなんか簡単!という人ほど失敗する。それは、どういう時にどういう場所で、どうして失敗するかを自分自身でわかっていないから。 
自己を知ることは自己コントロールへの第一歩。
意志力の問題でよくみられる失敗例:
私たちはどういう時に衝動に負けたり、やるべきことを先延ばしにしたりするのか
失敗の原因はなにか重大な間違いはどこにあり、なぜそんな間違いを犯してしまうのか
自分の失敗のパターンを知り、それを成功への戦略に変えるにはどうすればよいか??
                                                                        続く
                                                                                  1.2.2016 文責 脇元 安 

ケリーは彼女の講座では以下に述べる二つを受講生に提案しています。

①まずは、自分の行動、心のパターンを知ること。「マイクロスコープ」
  たとえば、先延ばしする人は:自分に対してどのようないいわけをしているのか
  意志力が弱くて失敗したとき、自分をどう評価しているか、をみる。
 まずは、好奇心いっぱいの観察者となってみよう。
次に、
②意志力の実験
 自己コントロールを強化するための実践的な戦略を実際の場面で試してみることを提案しています。
失敗を恐れずやってみよう。
うまくいけば、以前から手を焼いている問題に新たな解決策を見つけるのに大変効果的な場合がある!

意志力の問題には
  ①やる力②やらない力③望む力
があるという。①は問題ないでしょう。②は依存、中毒などです。③には健康状態の改善、ストレス管理などがあります。
実際の場面では
 やる力の挑戦 やらない力の挑戦 望む力の挑戦 になります。
意志力とは、この三つの力を駆使して目標を達成する力をいいます。
なぜ、これらを私たちはうまく使えないのか?? 後述します。

ここで、脳の進化学を少し:
 古くは人は本能だけで生きていました。食べる、繁殖する、恐ろしい動物を避ける
などだけでよかった。次の時代は、共同体の中でみんなで協力し、資源を分かち合い、
皆が我慢して生きていくようになりました。自制心、意志力が必要になりました。本能だけでは生きていけなくなったわけです。その後、ますます人間社会は複雑になり、自制心(自己コントロール)の強化も必要になりました。意志力は進化の結果生まれたと言えます。これは、衝動的な自分をコントロールする力です。
さて現代では?
意志力は人間同士に差をつけるものになりました。注意力、感情、行動をうまくコントロールできる人はいろいろな点で優れるようになりました。仕事、収入、結婚、健康、寿命まで差がつくことになりました。
           
    意志力がすべて??
 脳の話:
  コントロールに関係する脳はどこ? 前頭前皮質です。
   注意を払う、考える、感じる
    などをおこないます。
       やる力・・・・・前頭前皮質の上部左側
       やらない力・・・     上 の上部右側
       望む力・・・・・     上 の中央の少し下

つまり、
 脳は衝動と本能のシステムが先にでき、次にコントロールのシステムが追加された(進化)。
したがって、脳は現実の場面で上の二つが争う(葛藤する)ことになる。
例:過食・・・・古くは多く食べることはいいことだった。食物が少ない時代は過食は善だった。しかし、食物が山ほどある現代では?? 過食は悪になってしまった。つまり、多く食べたい欲求を抑制する必要ができ、かなりの人がそれがうまくできず、悩んでいる。
神経科学者の中には脳は一つだが、心は二つあるという人もいる。二つの自己を行ったり来たり、というところです。
意志力の問題とは? 二つの自己が対立したとき、一方が他方をねじ伏せる、ということになります。
          現実にはなかなかむずかしいですよね!
さて、本能的な力を押さえ込むことが大切ですが、実際の場面ではどうするの??

第一のルール:汝を知れ
自分の行動を観察し、あるパターンに気づくと、自分の行動をいい方に変えられます。
ケリーはそれを顕微鏡(マイクロスコープ)的観察と言っています。科学者になることです。
             
例:たばこを止めたいと思う人は
   自分がたばこを吸いたいと思う瞬間に気づき、どういう時に最も吸いたいのか知ること。
   吸いたい気持ちに負けたら、次の日も負ける確率は高い。
   吸わないという意識的な選択をする必要がある。
   (でも、実際には難しそう)
   (それができれば苦労はない??)
      筆者追記)
2/3 大打者 清原が覚醒剤使用疑い他で逮捕されました。以前にはアスカが逮捕され、有罪判決を受けました。どちらも痛ましい。 
心理学的には私たちはほとんどの選択を無意識におこなっており、何故そうするのかという理由など意識していない。結果もろくに考えていない。
だから、意識して選択の理由を追究することは意味がある。つまり、よくない行為は無意識的についやっていると言うことだろう。
         
「人は気が散っているときほど誘惑に負けやすい」
したがって、意識することがまずは大切である。                             2/3.2016

考え事で頭がいっぱいになっていると、長期的な目標など忘れてしまい、衝動的な選択をしてしまいがち自己認識について自己コントロールを強化するには、まず自己認識を高める必要がある。
 以下は意志力の実験:
例:仕事帰りにジムに行くか行かないか。
朝ジムに行く用意をして家を出たでしょうか(賢い選択。サボるいいわけをしにくくなります)就業間近に長電話に引っかかりお腹ぺこぺこ。このままジムに行けない!夕食を取ってから行ったら遅刻してしまう。

上の例のように1日分でもいいからその日のおこなった選択を振り返ってみましょう。1日の終わりに「自分がいつ目標を達成するための選択、あるいは妨げてしまう選択をしたのか」を分析してみる。
そのように自分の選択を振り返って意識することで、いい加減な選択の数が減っていくはず。結果、意志力は確実にアップするでしょう。

失敗する瞬間に気づく
 例;メール魔
しょっちゅうメールを確認する人が最近増えてきました。結果、生産性が下がり、友人・恋人の機嫌を損ねかねません。チェックする回数を減らすには?
メールをチェックしそうになった瞬間を意識する。という目標を立てる。そうすると、そのお陰で間一髪、思いとどまるようになります。
メールをチェックする行為は脳や体の緊張を和らげる効果があるが、それはかゆいところをかくようなもの。本当の解決ではない。逆効果。ここに気づくと、メールをチェックする回数を減らせ、1日の一定時間にチェックするだけで済むようになる。
                                            2.4.2016  文責 脇元 安 
脳の灰白質を増強する(新しい知見。最近の脳のトピック): 
意志力に前頭前皮質が大切とわかりましたが、それを鍛えること可能でしょうか?               
可能です!!
最近わかったこと:脳は筋肉と同様、学生のように経験したことを学んで身につけられるということ。従来は、脳の構造はあらかじめ決まっていて、後天的には発展しないと言われていた。驚くことに、脳を鍛えることによって自己コントロールを強化することが可能である!!
脳の鍛え方  いろいろあります。
1 瞑想・・・・これによって、脳は優れた意志力のマシーンのように発達する。
瞑想によって、脳のいい変化・・・意志力に関する脳のある領域の神経間の連絡が増加する。前頭前皮質への血流が増えるなどがわかった。
定期的に瞑想をすると、禁煙や減量に効果がある。薬物やアルコール依存症にも効果がある。
2 呼吸 呼吸に意識を集中するのは、簡単ながらじつに効果的な瞑想のテクニックである。
意志力の強化に役立つ。
瞑想、呼吸の実際:省略 ケリー:56~59P
瞑想は実は最初は下手な方が練習の成果はあがる。
自己コントロールとは、1日中、目標から離れかけている自分に気づき、再び目標に向かって、軌道修正するプロセスである。
第一章のまとめ
 意志力 三つの力 既述
マイクロスコープ できない理由を特定する もう一人の自分に名前をつける
意志力の実験 選択した瞬間を振り返る5分で脳の力を最大限に引き出す(めい想)
第二章 意志力の本能62p~
 ここからが面白い。
自己コントロールは心理学だけでなく、生理学にも関わる問題である。
例:ダイエット中、ケーキ屋さんの前を通っていて、急にケーキを食べたくなった。さあどうする?止めろという声と食べちゃえ、明日からしっかりダイエットすればいいという争いが心の中でおこる。そのとき、脳と心の両方で何が起きているのか?
ケーキを眼の前にしたとき、脳は一時的に報酬への期待に支配されている。ドーパミンが出され、ケーキを食べろと促す。
一方、ダイエット中の人は意志力が働き、目標を思い出し、食べるなと命令が来る。
どちらが勝つでしょうか?  
勝負は? 明らかですね。大抵の人間はケーキを食べてしまいます。
(ダイエットほど難しい行為はありません。筆者の「肥満日記」参照)
ダイエットは相手が恐竜と違って、内なる敵(衝動)です。身を守るためには自制心を発する別の方法が必要になる。何でしょう??
なぜやりたくないことをやってしまうのか?
どんな考えや感情のせいでやりたくないことをやってしまうのか?
答え)本能が悪いことをさせようとしている。したがって、本能から私たちは身を守る必要がある。最も効果的なことは相手が恐竜の時発揮される「闘争・逃走反応」ではなく、
「休止・計画反応」が働くと効果的である。どういうことかというと、内なる葛藤を認識すると、脳と体に変化が起き、人を落ち着かせ、衝動を抑えようとする。自己監視システムで詳しく述べる。
まずは、落ち着くこと!!
一呼吸置いて考える本能  自己監視システム
これは人の中にもともと備わっているシステムで、警戒サインが表れないかと構えている。
心に浮かぶ考え・感情・身体感覚など人が後悔しそうな気配を見張っている。脳がこれに
気づくと、前頭前皮質は人が正しい選択をおこなえるよう、すぐに行動に移る。
先のケーキの例でいうと、「休止・計画反応」とは、脳以外にも体が反応して、脳と体ともに働いて(ケーキを食べたい)衝動にブレーキをかけようとすること。
結局、止められない人は・・・・前頭前皮質がうまく働いていないため、「休止・計画反応」
がおこらず、悪い考え・習慣・行動が改まらないということのようだ。
からだがうまく働いていない(アラーム、警戒信号が出ていないか不充分)ということ。
対策は?? 後述
更にいうと、前頭前皮質は自己コントロールの指示を出し、心拍数や血圧や呼吸など自動的な機能をつかさどる脳の領域の働きを鈍らせる。つまり、「休止・計画反応」は「闘争・逃走反応」とは反対のことをさせる。たとえば、鈍らせると、食べたいという欲求は減る。心拍数は減り、血圧は上がらず、呼吸はむしろ深くなる。結果、ダイエットはうまくいく。「闘争・逃走反応」と逆である。他の禁煙、薬中止などにも応用できる。
他のところで、ケリー先生は目標を常にたびたび振り返れ ともいっている。
日本語では初心忘れるな、でしょうか。確かに、ダイエットは実施期間が長いので、初めは張り切っていても、途中でだらけることはよくありますよね。
一人ではだらけがち、専門家とのコラボ大事でしょうね。お金はかかりますが。
したがって、意志力の強さは 心拍数でわかることになる。(生理学が役立つわけ)
心拍数で「休止・計画反応」を測定することが可能となる。
息を吐くと心拍数は増え、吸うと減る。前者は交感神経緊張、後者は副交感神経優位ですね。心拍数で誘惑に強いか弱いか見分けられることになる。
元アルコール依存患者で酒を見たとき、心拍変動が低下する人は??再び飲酒する可能性が高い。
心拍変動の高い人は、気が散るものを無視したり、欲求の充足を遅らせたり、ストレスの多い状況に対応するのが上手である。こういう人は課題を投げ出さない可能性が高い。
心拍変動が高い人は意志力の量が強いということになる。
意志力の強さを生理学的に測定可能となる。
意志力の保有量:78P  当然、量が多い人は成功の確率があがります。
これに影響するものは?
不安・怒り・憂うつ・孤独などはすべて心拍変動の低下や自己コントロールの弱さと関連している。慢性の痛みや病気も、体や脳の意志力の保有量を減らしてしまう。
逆にあげるものは?
めい想、呼吸、エクササイズ、充分な睡眠、体によい食事をする、
友人や家族とかけがえのない時間を過ごす  信仰やスピリチユアル関係の集まりに参加するなど呼吸のペースを遅らせると自制力を発揮できる。1分間に4回から6回までに抑える(少しきつそう!?)。
呼吸のペースを遅くすると前頭前皮質が活性化し、心拍変動も上昇する。そうすると、脳と体をストレス状態から自制心を発揮できる状態に切り替えるのに役立つ。このテクニックを数分間試すうちに、気分が落ち着いてコントロールが利くようになり、欲求や問題に対処する余裕が生まれる。ケーキをにらみつけるより、呼吸を遅くする方が賢明である。80P
ある研究では、薬物乱用やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の元患者たちがゆっくり呼吸する練習を毎日20分間おこなったところ、心拍変動が上昇し、欲求や憂うつが緩和されることがわかった。
心拍変動のトレーニング・プログラムは、警官・証券トレンダー・顧客窓口オペレーターなど最もストレスの多い職業の人々を対象に、自己コントロールの向上やストレスの緩和を目的におこなわれるほどになったという。
運動すれば脳がおおきくなる!!!  81p
誰でも望む自己コントロールを強化する方法:生理機能の一部が関与しているという話は既述。
費用対効果の抜群に高い戦略に二つある。・・・・わくわくしてきませんか!!
ある実験 参加者24名 彼らに単なる運動をしてもらったところ
効果抜群・・・注意力や気の散るものを無視する能力が上がった。注意力が上がった。
他の効果:喫煙、飲酒、カフェイン摂取量が減った。物事を先延ばしすることも減り、約束の時間にも遅れなくなった。奇跡!!
彼らは運動を単にやっただけ。
どうして??? 彼らにジムのただの会員権を配っただけ。それで、彼らは週に2,3回は通うようになり、汗をかくようになった。たった、これだけです。
彼らは強くなった、生活のあらゆる面で自制力がついてきた。運動の効果 恐るべし。
1日15分自転車こぎ、ランニングマシーンに乗るだけで効果あった。
長期的にやると、もっとすごいことになった。日常生活のストレスが緩和されるだけでなく、抗うつ薬の代わりとしても運動は役立つことがわかった。薬なんかに頼らなくても大丈夫。エクササイズは心拍変動のベースラインを底上げし、脳を鍛えることになるので、自己コントロールの生理機能が向上する。学者が脳を調べると、灰白質と白質の両方が増えていたことがわかった。効果は特に前頭前皮質に及んだと考えられる。
運動の時間は??       
わずか5分で効果あり。(私は3分間身体療法を提案しています。現代人は多忙別の機会に)
たったこれだけで充分なのです。。 
種類は??なんでもいいです。
ガーデニング、ウヲーキング、ダンス、ヨガ、チームスポーツ、水泳、子どもやペットとあそぶなど。
座りっぱなし、じっとたったまま、あるいは横になったままジャンクフードを食べながらできることこの二つ以外ならOKです。
グリーンエクササイズ  これで意志力を満タンにする,意志力を満タンにするには?  とにかく外に出ること。グリーンエクササイズを1日5分間やるだけで気分明るくなり、集中力も高まる、自己コントロールも向上する。汗をかく必要なし。
6時間の睡眠が脳を弱くする:睡眠不足は現代人を悩ませているが、案外、不眠の悪い影響をしらない人が多い。不眠は一体どのような悪影響を与えるのだろう。
答え)不眠が続くと、ストレスや欲求や誘惑に負けやすくなる。感情をコントロールしたり、意識を集中させたり、「やる力」のチャレンジに取り組むのも難しくなる。
なぜ、不眠だと意志力が低下するのか?  
1不眠では体や脳の主要なエネルギー源であるグルコースを使用できなくなる
疲れていると、血液中のグルコースが細胞になかなか吸収されない。そのため、細胞がエネルギー不足になり、疲労を感じる。体が脳がエネルギーを欲しがるため、甘いものやコーヒーが飲みたくなる。でも、それをいくら補給してもそれを効率よく使えないため、体や脳は充分なエネルギーを取れない。この結果、自己コントロールが難しくなる、ということです。特に、前頭前皮質はもろに影響を受ける。結果、他の脳の領域がうまく働かなくなる。 よく寝ましょう!!
通常、前頭前皮質は脳の警報システムの過剰な働きを抑え、ストレスや欲求に対処しやすくなる。しかし、一晩でも寝ないと、両者(前頭前皮質と他の支配領域)の脳の領域の連絡が途絶えてしまう。結果、警報システムが歯止めがきかなくなり、普通の日常的なストレスにも過剰に反応するようになる。体が「闘争・逃走反応」の生理状態のままになり、その結果、ストレスホルモンのレベルが高くなり、自制がきかなくなる。
しかし、この状態は元に戻せる。どうする??ちゃんと睡眠を取ること。
例: 依存症の治療にいい睡眠を取らせたら??
呼吸に意識を集中させるめい想を1日5分やらせただけで、いい睡眠が取れるようになり、
薬物使用の再発リスクが著しく低下した。
意志力の実験:寝ろう  
充分眠る時間がない人は??不足した分を後から補う、寝だめをする、居眠りなどをおこない、補いましょう「する」が失敗したら「しない」を決める 91p
例:夜更かしよくする人
夜早く寝たいのだが、夜になるとあれもこれもと思って何でもやってしまうため、結果夜更かしし、朝起きられず、昼間ぼっとして、仕事・勉強に支障を来してしまう。どうする??
眼の前の誘惑にかられている。誘惑に負けている。
治療者と一緒に考え、睡眠時間を増やす という目標より「やらない力」に目標を設定し直したところ、うまくいった。「やる力」より「やらない力への変更
早く寝る目標より、起きてだらだらいろいろやらないことへ
目標を変えたら・・・うまくいった。逆説的な方法だが、試してみる価値がありそう。

意志力の実験
体にリラクゼーション反応を起こす 93p
日常のストレスや自己コントロールによる疲労から回復するのに最もよい方法の一つは
リラクゼーション!!
意志力をアップさせるリラクゼーションとは?
生理学的リラクゼーションをもたらす。これは心拍と呼吸のペースが遅くなり、血圧も下がり、筋肉の緊張も解けるというもの。脳も先のことを考えたり、過去のことを分析したりするのを止め、休息を取る。
例: 猫の居眠り状態 猫はひがな寝ている。あの顔がたまらない。リラックスの極地です。うらやましい。 
実際の方法 省略 93p参照

ストレスは一瞬にしてやる気を奪う
怖いことにストレスは私たちから簡単にやる気を奪ってしまします。本当に怖いことです。どうしてか??ここで意志力とはなに??性格?科学からみた意志力は?
当然性格ではないですぞ。
それは進化によって得た能力であり、誰もが持っている本能である!脳と体で起こっている現象を対応させる能力のこと。しかし、私たちはストレスを抱えていたり、憂うつだったりすると、脳と体がうまく連携しないことをすでに学んだ。また、不眠や極端なダイエット、座りっぱなしのライフスタイル、その他、人のエネルギーを奪う要因や、脳と体を慢性的にストレス反応の状態に陥らせる要因などによって、意志力は損なわれうる。
決して、意志力は本人の心構えではない。心と体の両方から接近すること。

ストレスは意志力の敵!!
少々のストレスは仕方がないなんて思わないこと。
何故?
ストレスに対する生理機能と自己コントロールの生理機能は一緒には成立しない。
前者は「闘争・逃走反応」、後者は「休止・計画反応」でしたね。前述。「闘争・逃走反応」ではエネルギーはすべて体にすべて向けられ、慎重な意志決定をするための脳の領域からエネルギーを奪い取る。
「休止・計画反応」では?逆に脳にエネルギーを送る。前頭前皮質に送る。ストレス状態では人は目先の短期的な目標と結果しか目に入らなくなるが、自制心が発揮されれば大局的に物事を考えられるようになる。ストレスとうまく付き合うこと!!

ストレスでいかに自制心が落ちるか??
              省略 96-97p
第二章のポイント
マイクロスコープ 何故やりたくないことをしてしまうのか?抑制するべき内的な衝動はなんでしょう?ストレスでいかに自制心が落ちるかを試す1日や1週間のうちでどんなときにストレスを感じるか。それは、自己コントロールに
そのような影響を与えているか。
意志力の実際
呼吸を遅らせれば自制心を発揮できるグリーンエキササイスで意志力を満タンにする眠ろう体にリラクゼーション反応を起こす             

第三章 疲れていると抵抗できない
自制心が筋肉に似ている理由 100-
自己コントロールの科学が教えてくれた研究結果人は意志力を使っている内に、使い果たしてしまうということ。
例;禁煙24時間した人は?アイスクリームをどか食い吸う確率が高くなる。
ダイエットをしている人は浮気しやすくなる!??? これ本当??
教え;意志力を使い果たしてしまうと、人は誘惑に無抵抗になる。あるいは弱くなってしまう。
現代生活は自制心を要することが多く、意志力など簡単に使い果たしてしまう。
これこそ。最も大切なこと!!!!  覚えておきましょう。
現代人は、肥満が多い、夜更かしが多い、薬物依存が多い、癌が多い等々、以前の時代と異なり、悪??に多くなっています。一方、多忙、不眠、食べ過ぎ、対人関係のストレスなど以前とは比較できないほど現代人はストレスが多いとも言われます。ケリー流、あるいは東洋医学の智恵を使って健康な心と体をゲットしましょう。
自制心は朝最も強く、その後は減衰していく。一息ついて、やれやれというときに意志力は弱くなっており、結果、何もできないということになる。意志力の限界の研究があるロイ・バウマスター(フロリダ大学)それは時間とともに低下していくというものだった。かれは、意志力は常に同じ源から引き出され、自己コントロールが一つ成功するたびに疲れが増していくようだったことから意志力は筋肉に似ているということを発見した。
意志力は限られた資源である。:意志力には限界があるということ意志力は使うたびに減っていくので、自制心を発揮し続けておれば、いずれコントロールが利かなくなる。
ということは、大きなことにチャレンジできないということ??(だんだん減っていくのなら)でも、ある秘訣を使えば可能になります。意志力は筋肉のように鍛えられる!!!
それはどうして??  105p~ヒントは、持久力のあるアスリートが疲労を感じるたびに乗り越える方法である。それを学ぼう。
意志力のパターンを知る。それを元にスケジュールをたてられる。意志力が弱くなるタイミングがわかれば、誘惑に負けそうになる時間帯をうまく使え、結果、誘惑に負けるなどを防げる。朝、意志力が強いのなら、朝の時間帯を利用して仕事、勉強その他をやってみよう。その後、出勤、登校すればよい。
                                                                                               2.6.2016  文責 脇元 安
    
意志力には限界があるのならそれをうまく使っていこう。
ところで、甘いものは自己コントロールを回復させます。脳が自己コントロールしすぎて
結果、脳が疲労して体が疲労するのなら適時甘いものをとればいい??
こんなうまい話があるでしょうか?実はおかしいのです。
脳にはほんの少ししかエネルギーは蓄えられていません。大部分のエネルギーは体中を回っているグルコースに頼っています。グルコース検出脳細胞は利用可能なエネルギーを常に監視し、利用できるエネルギーが少しでも経ると少し不安になり、エネルギーの使用を止め、残っているエネルギーをすべて貯めようとします。エネルギー予算省があるわけです。
最初に削減されるものは??
それこそ、 自己コントロールです!!!!ついに究極の謎に行き当たりました。
その結果は??
血糖値を無理に上げても自己コントロールは発揮されません。自己コントロールができにくくなり、誘惑に簡単に負け、甘いもの、酒、薬、をどんどん取ってしまいます。今までの苦労はどこかへ行ってしまいます。

選択の実験113ー115p  省略
いい方法は?
低血糖食 血糖値を一定に保つための食事がいい。脂肪分の少ないナッツ類、豆類、食物繊維の豊富な穀類、シリアル、ほとんどの果物、野菜など。
意志力トレーニングプログラム119p
自己コントロール筋を鍛える方法
1自制心を要する小さなこと・・・
 姿勢をよくする、毎日手が疲れるまでハンドグリップを握る甘いものを減らす出費を記
録するを継続しておこなった場合、意志力が全般的に強くなる。
2「難しいほうを選ぶ」ことを繰り返す
 筋肉を使うトレ-ニング意志力には限界があるのならそれをうまく使っていこう。
ところで、甘いものは自己コントロールを回復させます。脳が自己コントロールしすぎて
結果、脳が疲労して体が疲労するのなら適時甘いものをとればいい??
こんなうまい話があるでしょうか?実はおかしいのです。
脳にはほんの少ししかエネルギーは蓄えられていません。大部分のエネルギーは体中を回っているグルコースに頼っています。グルコース検出脳細胞は利用可能なエネルギーを常に監視し、利用できるエネルギーが少しでも経ると少し不安になり、エネルギーの使用を止め、残っているエネルギーをすべて貯めようとします。エネルギー予算省があるわけです。
最初に削減されるものは?? それこそ、 自己コントロールです!!!!
ついに究極の謎に行き当たりました。 その結果は??
血糖値を無理に上げても自己コントロールは発揮されません。
自己コントロールができにくくなり、誘惑に簡単に負け、甘いもの、酒、薬、           をどんどん取ってしまいます。今までの苦労はどこかへ行ってしまいます。
選択の実験113ー115p  省略

いい方法は?
低血糖食  血糖値を一定に保つための食事がいい。
脂肪分の少ないナッツ類、豆類、食物繊維の豊富な穀類、シリアル、ほとんどの果物、野菜など。
意志力トレーニングプログラム119p
自己コントロール筋を鍛える方法(筋肉を鍛えるように)
1 自制心を要する小さなこと・・・
姿勢をよくする、毎日手が疲れるまでハンドグリップを握る、甘いものを減らす、出費を記録するを継続しておこなった場合、意志力が全般的に強くなる。
2 「難しいほうを選ぶ」ことを繰り返す
                      2.10、2016 文責 脇元 安
実験;2週間の意志力トレーニングの実験より120~121p                 
実験
 ①グループ 利き手でない方で食事をする、歯磨きをする
 ②グループ 汚い言葉を使うのを禁じられ、「うん」といわず、「はい」と答える。
 ③グループ 特に指示なし
結果:第一、第二グループはかっとなりそうなことが起きてもあまり反応しなくなった。
第三:変化は見られず。
上より:
自分が何をしようとしているかにきづいていくと、実行するのがたやすいことより困難な方を選ぶということがわかった。
意志力のトレーニングを繰り返していくと、自己コントロール筋を鍛えることができるということ。むずかしいことを選ぶこと、がヒント。                
意志力の実験:  122p
目標に関係のある強化法をやってみる意志力トレーニングメニュー
①「やらない力」を強化する
例:汚い言葉をつかわない、足を組んですわらない、
②「やる力」を強化する
③自己監視を強化する
                     2.17.2016 文責 脇元 安

限界を感じるのは脳に騙(だま)されているだけ 123p
私たちは確かに生活の中で、意志力を使い果たすことがある。
なくなるのは「力 」それとも「意志」?
困難なことと不可能との差は??
自己コントロールの限界はどっち?
筋肉の疲労の限界は・・・先述した。疲労にはみせかけと本物があった。
アスリートは見せかけの疲労をよく知っていて、疲労を覚えても簡単にあきらめることはしない。
例;マラソン選手
チモチー・ノークス
彼は運動による疲労は筋肉疲労ではなく、脳の中の慎重なモニターが極度の疲労を防ご
うとして起きるのではと考えたヒルの考えに注目して、「疲労はもはや肉体で実際に起きているものと考えるべきではない。むしろ、感覚や感情というべきものだ」
と述べている。
この節は意志力とどういう関係がある?
意志力の限界と似ている。
つまり、自己コントロールの限界も体力と限界と同様、実際にはまだ余力があるのに意志力の限界を感じるということ。
その理由は?脳がエネルギーの節約のために(たっぷり蓄えられていないので)はやく警告を出す!
前頭前皮質はエネルギー消費量が多いので、そこに早めにブレーキをかける。
でも、本当に意志力が消耗したわけではないので、気力を振りしぼればまだ頑張れる。
自制心を発揮したあとにおそってくる精神的な疲労を感じても、意に介さない人がいることを発見した。
「意志力のアスリート」!!
上からある考えが提案された。
「数々の研究によって自己コントロールには限界があることが示されているが、それは実際の体力や精神力の限界を示しているのではなく、意志力に関する人々の思い込みを反映しているに過ぎない」この考えにもとづいた研究はまだ始まったばかりで、人間の自己コントロール力は無限だと言えるものではない。
今言えることは、意志力の限界がきたと感じても、それをはねのけ、ゴールにたどりつく可能性があるということ。
マイクロスコープ :疲労感を気にしない
疲労感を覚えても、すぐ限界と思わず、もう少し粘ってみよう。
「望む力」が(意志力の)限界を引き延ばす
やる気を引き起こすマジックを使えば、意志力の限界を引き延ばすことができるということ。
例;マジックとは・・     
①お金・・・これは手っ取り早い方法
 ②社会の役にたつことがわかれば人間は頑張れる
 ③禁煙の例で;いつかきっと自然に吸いたくなくなる違いないと思えれば止められる。
 意志力の実験
「望む力」を作り出す
意志力が弱まっていると感じたら、自分の「望む力」を利用してやる気を出そう。意志力の挑戦について次の三つのステップを考え、モチベーションをアップさせよう。
①この挑戦の成功したら、あなたはどんないいことがありますか?
今よりもっと健康で、幸せになるでしょうか。それとも自由や経済的安定や成功が手に入りますか?
②この挑戦に成功したら、あなたの他にだれの利益になりますか?
③この挑戦は、たとえ今は大変に思えても、がんばって続けていく内にだんだん楽になっていくと想像しよう。
今週は上の三つの挑戦のうち、自分にとってどれが最もやる気になるかを考えてみよう。
自分のために?人のために? 社会のために?
最後に   
自己コントロールの限界は矛盾を示している。限界は伸ばせる?
筋肉と同様、意志力も使わなければだめになっていく!!!
エネルギーを使わないでおくと?意志力のカウチポテト族になる!
結果、今持っている意志力さえ失う。しかし、意志力のマラソンに毎日挑戦し続けると燃え尽きかねない。
どうしたらいい??
頭のいいアスリートにならおう。限界を少しずつ超えながらある程度のペースを守ってトレーニングをおこなっていこう。
第三章のポイント
自己コントロールは筋肉に似ている。使えば、疲労するが、定期的なエクササイズによって強化することができる。
マイクロスコープ
①意志力の増減を観察する
観察して、どのようなときに意志力が最も強いと感じるか、どのようなときに誘惑に負けたり、あきらめているかに注目しよう。
②疲労感を気にしない      
つぎに、「疲れすぎて」もう自己コントロールなどできないと感じたとき、その最初の疲労感を乗り越えて、もうひとがんばりできるかどうかためしてみよう。
意志力の実験
①お菓子の代わりにナッツを食べる
体に持久力のあるエネルギーを与えてくれるような食べ物を摂取するよう心がけよう。
②目標に関係のある強化法をやってみよう。
今週はやるべきことと(やる力の挑戦)やってはいけないこと(やらない力の挑戦)を一つずつ決め、自己コントロール筋を鍛えよう。もしくは、ふだんは特に注意していないことについて、きちんと記録をつけてみよう。
③「望む力」をつくりだす
自分にとって最大の「望む力」・・・・元気が出ないときでも強さを与えてくれる力・・・を発見したら誘惑に負けそうなときや、目標をあきらめそうになったときは、いつでもその力を思い出そう。

第四章 罪のライセンス
この章がもっとも面白い。乞うご期待
                                       2.24.2016  文責 脇元 安
      
いよいよ核心にきました。人はなぜ、いいことが続かないのか。筆者はそれをここ30年間ずっと考え続けてきました。
その疑問にケリー先生は見事に答えてくれました。
今まで、意志力のテーマでずっと見てきました。
人はどのように自制心を失うのかと彼女は問いかけます。
まず、彼女はひとはよいことをすると悪いことをしたくなる、とショッキングなことを述べています。
確かに、偉い人が悪いことをして、あるいは疑われて、連日、マスコミの餌食になっています。最近は清原氏が
いましたね。筆者にはショックでした。以前はタイガーウッズがいましたね。クリントンも思い出しました。
彼女は上のスキャンダルは自制心の欠如によって起きてしまったようにも見えるという。有名人は常に半端ではないストレスにさらされています。彼らの自己コントロール筋は疲弊し、意志力は消耗し、血糖値も低く、前頭前皮質も抗議のしるしにしぼんでいた??もしかして全員ダイエット中だったかもしれません。
でもそれは余りに安直すぎる考えです。
彼らは自制心を失ったように見えても必ずしも本当に自分をコントロールする力がなくなったとは限らない。
私たちはわざと誘惑に負けるからという。意志力が消耗する理由を完全に理解するには、別の説明、つまり生理学的な説明より心理学的な説明が必要となる。 
私たちは意志力の問題における失敗はすべて弱さのせいと起きるという思い込みを考え直す必要がある。
時には、自己コントロールがうまくいった反動でしくじることがある。
モチベーションが、目標に向かって前進したせいで逆に下がることがあるのはなぜか。
楽観主義のせいで堂々とさぼってしまうことがあるのはなぜか。
いいことをしたと思っているときほど悪いことをしてしまうのはなぜか。
これらを考えてみよう。どのケースでも誘惑に負けてしまうのは自分がそうすることを選んだからであり、絶対避けられなかったわけではない。
自分自身をどうやって甘やかしているかを理解することによって、目標への道から離れずに進む方法を発見できるはず。
ひとは「間違った欲動」を信用する、ブリンストン大学の心理学者たちは驚くべき研究報告をおこなった。
ひとはいったん、意見を表明したら、その後もその意見に従って行動するものと思い込んでいた。誰でも、自分を偽善者と思いたくないから。
しかし、終始一貫した行動を取りたいという私たちの望みには例外があるとわかった。
こと、善悪の問題に関しては、大抵の人は道徳的に完全でありたいなどと思ってはいない。
故に、少しいいことをすると、今度は自分の好きなように行動してもいいと思ってしまう。 

人は何かいいことをすると、いい気分になる。     
そのせいで、自分の衝動を信用しがちになる。多くの場合、悪いことをしたってかまわないと思ってしまう。
よいことをしたせいでいい気分になってしまい、次に自分が下した決断の悪い点が目に入らなくなった。
これを「モラルライセンシング」と呼ぶ。いいことをしたから、次に少しぐらい悪いことをしたっていいんだと思い込むことです。これは非常に大切。覚えておきましょう。
筆者注: 
逆に、人間はどうしていい行動が続かないのかが上の理論でわかりますね。最近、いい大人がちょい悪になりがちな理由もわかります。即物的なテレビはそれを超助長しています。「たけし」が先方でしたね。
いま、学校で真面目な学生がからかわれ、結果、彼らは真面目を捨て、ちょい悪ぶってしまう人間に化していく、そういうことが今、起こっています。真面目の崩壊(千石 保)という本もでました。
しかし、中世のイタリアでは、ある僧侶らが真面目社会を本気で作り、7年間?君臨し、すべての人間を超真面目にしようとしましたが、恨まれて、最後は火あぶりの刑を受けました。
         
モラルライセンシング が判断を狂わせる 140p
                                      2.25.2016 文責 脇元 安

モラルライセンシングという言葉は日本人にはわかりにくい。
筆者の理解では、人は道徳化すると(道徳的にこれはいいことだと思う)、とたんに考え、行動がおかしくなるということ。ひとはやはり、感情の生き物なのでしょうか?
人はこのモラルライセンシングのせいで、悪いことをするだけでなく、よいことをするように求められたとき、責任逃れをするようになる。
例:寄付金を以前気前よくしたことを思いだした人は、そのような過去のことを思い出さなかった人に比べ、寄付した金額は6割も低かった。
モラルライセンシング効果は地位の高い人、道徳的に高いと思われている人がひどい不品行をおこないながらも自分を正当化する理由を説明できるかもしれない。

意志力の問題とは??
善と悪との戦いにほかならない。
人は道徳化するものは何であれ、モラルライセンシングの格好の餌食になる。
例:エクササイズをちゃんとおこなった時には自分を「よし」とほめ、さぼったときには「だめ」とけなしいたりすると、今日はトレーニングに行っても明日はさぼる可能性が高くなる!!
要するに、私たちは相反する欲求を持っている場合、よいことをすれば、ちょっとくらい悪いことをしてもいいだろうと思ってしまう。しかし、重要なのは、こうしたことは血糖値や意志力が低下したせいで起きるのではないということ。
開き直ったかのように気晴らしをする人たち:
その理由を問うと:気晴らしはあえておこなっていることで、自制心が利かなくなったせいではないと答えた。
彼らは罪悪感はない。それどころか、頑張ってごほうびを手に入れた自分を誇らしく思うとさえ語る。
「頑張ったんだから、ちょっとくらいごほうびがなくっちゃ」とみずからを正当化している。
そのように自分を甘やかすことが、おうおうにして失敗の原因になる。
気晴らしをすることが自分自身のよい行動に対する最高の見返りだと思うようになってしまうと、自分にとって最も大切な目標を忘れ、誘惑に負けてしまう。 

しようと考えただけで、した気になってしまう。142p
ライセンシング(ものごとを道徳的にとらえること)の論理は厳密に言うと論理的ではない。
というのも、私たちは自分自身の「よい」おこないと自分が正当化しようとしている「悪い」おこないが矛盾しないかなど、気にもとめない。
例:衝動買いをぐっと我慢した人が、家に帰ったとたんにおやつを食べたり、プロジェクトに
膨大な時間を取られている社員たちが、会社のクレジットカードを当然のかおをして、使用に使ったりするなど。
私たちは何かよいことをした気分になって、正しさに対する判断があまく曖昧になってしまうと、衝動に従ってもかまわないと思うようになる。
私たちはただよいことをした気になっただけで、自分はよい人間だと思ってしまう。
私たちは善悪の判断をこのような方法でおこなっている。ただ、直感に従っているだけなので、説明を求められでもしない限り、たとえ、筋が通っていなくても気にならない。感情に従っているだけ? の哀れな存在??
人は正しいことは「したくない」とかんじる。
モラルライセンシングの最も悪いところは論理的に筋が通っていないことだけではない。困るのはそのせいで、自分にとって本当にためになることとは正反対のことをしてしまうこと。
モラルライセンシングのせいで、私たちは自分に害を及ぼすような行動・・・・
ダイエットをやめたり、浪費したり、禁煙を破ったりする・・・を「ごほうび」と思い込む。私たちはまんまとそそのかされ、自分がやりたいことをすべきことだと信じてしまう。私たちの最大の行動基準は、欲しいものを手に入れ、欲しくないものは避けること。
ある行為を道徳的に正しいこととして位置づけると、私たちは相反する感情を抱くようになる。正しいことや自己改善をおこなうために自分自身にルールを課そうとすると、コントロールされたくないと思っている自分がただちに抗議の声をあげる。
故に、エクササイズや節約や禁煙を・・・自分の目標達成のために役立つからではなく、・・・・正しいことだからやろうと思っても、おそらくその決心は続かない。
モラルライセンシングの罠を避けるには、道徳上の問題と、単にするのが難しいことを区別するのが重要である。
善悪の判断でやろうとすると、失敗しがち。
というのは、ダイエットは別に道徳上のことではないので。
意志力の挑戦を道徳上の問題として考えると、私たちは自己批判に陥りがちになり、意志力の挑戦は目標達成に役立つということを見失いがちになる。
マイクロスコープ  
自分のいいわけを知る  146p       
                     2.27.2015 文責 脇元 安

今週は、意志力の挑戦における失敗や成功について、自分が自身やまわりの人にどんな言い訳やどんな説明をしているかを観察してみましょう。
脳が勝手に「やるべき目標」を切り替える  筆者注:悪魔のささやき!??
あなたは意志力の挑戦に取り組むことで、道徳的に正しいことをしているなどとは思っていないかもしれないが、それでもモラルライセンシングのわなにはまる恐れがある。      
 「進歩」は素晴らしいものだし、目標に向かって進歩するのは最高の気分である。
つい、得意になって、自分をほめてあげたくなる。 よくやったね!!
しかし、自分に勲章をあげる前によく考えよう。
私たちは目標に向かって進歩すれば、それを励みに頑張るはずだと思い込んでいませんか?
しかし、私たちは誰でも少し進歩すると、それをいいことについサボりがちになることを知っておきましょう。わながある!!!!!
ラビー・ダルは人は目標に向かって前進すると、逆に目標から遠ざかるような行動を取りがちであるという。
ある実験:試験勉強を何時間ぐらいやったかを確認した学生は気分がよくなり、その晩は友人とのみに行く確率が高いことがわかった。
頑張って進歩したのはいいけれども、そのせいで気が緩み、相反するふたりの自己のせめ
ぎ合いが始まってしまう。
ふたつの相反する欲求:ひとは常に二つの欲求の間で激しく揺れる。
長期的な利益(減量など)を考える自分と目先の目標(甘いもの)を望む自分  
しかし、たとえ、自己コントロールがうまくいっても思わぬ落とし穴が待っている。
うまくいったせいでいい気分になり、賢い方の自分の声が聞こえなくなる。
詳しくいうと:長期的目標に向かって脳が頑張っていると、脳は勝手にスイッチを切り替え、まだ達成していない目標に注意を向けさせる。結果、自分を甘やかそうとするささや
きが聞こえてきます。「欲求の解放」自己コントロールによって抑えつけられていた欲求が高まり、少しでも誘惑を感じると抑えつけられなくなる。
一歩前進二歩後退
例;退職金をもらったが、貯蓄に回さずに消費に使いたくなる
ファイルの整理をしていて「張り切って仕事をしよう」という
欲求は満たされますが、今度はテレビでスポーツでも観たいという欲求が頭をもたげてくる。天使の声に耳を傾けていたはずが、悪魔のささやきに耳を奪われていた。
        
「やることリスト」がやる気を奪う  149p
やることリストを作製しただけで(達成感が大きくて)、あたかも目標にむかって前進した気になって、満足してしまう。進歩感が人に与える影響を考えよう。
ゆえに、有頂天になったりせず、目標から目をそらさなければ問題にはならない。自分のやってきたことを振り返り、その目標を改めて心に深く刻み、それに自分がいっそう、努力したくなるように仕向けること。ほっておくと人は反対の方にいってしまう。私たちはおのずと努力を止めてしまってもよい理由を探してしまう。  
筆者注:脳は本来怠け者!??
心構え次第で結果は大いに変わってしまう。
「目標達成に向けて、自分でそれぐらい進歩したと思いますか?」
こう聞かれた人は翌日はジムに行くのを止めたり、勉強を止めて友人と遊びに行く、買い物に行って散財するなどして、目標の達成を妨げるような行動をする確率が高くなる。
一方、「あなたは目標達成するために、どれぐらい真剣に努力していますか」と聞かれた人は? 目標を妨げるような行動を取らなく成ります。
どうして??????
答え)心構えが異なるだけで、自分の行動についての解釈の仕方が大きく変わってくる。
「よく頑張った、偉い、さあ、もう本当にやりたいことをやっていいぞ!」ではなく、
「自分が選んでいることだから、頑張ったんだ」と思いたいものです。         151p
意志力の実践
「なぜ」を考えれば姿勢が変わる  152p

どうすれば自分の「進歩」ではなく、「努力する姿勢」に注目できるでしょうか。
例:誘惑に負けなかったときのことを学生に思い出してもらったところ、ライセンシング
効果が生じ、その後、70%の学生が自分を甘やかす行動を取った。
一方、学生たちになぜ誘惑に負けなかったのかと理由をたずねたところ、ライセンシング
効果はみられず、今度は69%の学生は誘惑に負けなかった!!
筆者注:ライセンシング効果とは???
道徳的にいいことをしたと思ったひとの大半は悪いことをしてしまうことをいう。
道徳的にとらえる姿勢が、悪い行動につながるサラダをみるとジャンクフードを食べてしまう進歩した自分を褒(ほ)めるにしろ、誘惑に打ち勝った昨日のことを思い出すにしろ、私たちはよいことをすると、すぐに得意になってしまう。そして・・・・
モラルライセンシングのせいで、私たちが得意になってしまうのは過去のことだけではなく、これからよいことをしようと思っていると、それだけでいい気分になってしまう。
例; ダイエットで頑張っている人が、カフェテリアでサラダのメニューがあるのを見つけて、つい、ダブルチーズバーガーとフライドポテトと注文してしまった。
どうして??
マグドナルドの戦略でメニューにヘルシーな品物を加えたとたん、ビッグマックの売り上げが急増した!!!!
人は選択枝にヘルシーなものが入っているだけで安心して、実際選ぶものは悪いメニュー
ということ。時には最悪な最も太りやすいものを選ぶ!!!
なぜ??
人は目標にふさわしい行動を取る機会が訪れただけでいい気分になってしまい、実際に
目標を達成したような満足感を覚えてしまう。
そうしてヘルシーなものを選ぶという決心は飛び、まだ満たされていない欲求が最優先に
なってしまい、その結果・・・というわけです。
「意志が強い」と思っている人ほど失敗する
もしかして「自分はそんな影響は受けない」と思っていませんか?
実際の研究では、意志が強いと自慢していた人たちは:メニューにヘルシーなものが入っていないとき悪いものを選ぶ確率  10%ヘルシーな品が入っていると悪いものを選ぶ確率  50%
上の事実はどう説明できるでしょう??
ヘルシーな品が入っていると、楽観的になり、今日はヘルシーなものを選ばず、明日にすればいいやと思ってつい、悪いものに手が行ってしまうということ。あるいは後で挽回すればいいやと思ってつい油断してしまう。
                 
筆者注:人の脳ほど当てにならないものはないですね!!!   
性悪説????マイクロスコープ
「あとで取り返せる」と思っていませんか?これが「わな」です!!

人には「明日はもっとできる」と考える習性がある   159p
これは間違った予想です!!!
筆者注:人間って楽観的すぎる???
愚か??? 
自分にとって悪いことを予想するのはきついからそれを考えないようにしている??
意志力の実験
「明日も同じ行動をする」と考える
例: たばこ  毎日同じ本数を吸うよう指示した方が喫煙量が減っていく。逆に、決めていないと??いい加減になってしまう。
これから学ぶこと:「明日からちゃんとやればいいや」といういいわけができなくなる。
以上、ラクリンの教え:
「ずっとこうやって先延ばしして、あとでつけが回ってきていいの」と自分に問いかけてみよう。           
後光効果が「罪」を「美徳」に見せかけるもう一つのライセンシング効果のわな私たち自身のよい行いとは関係ない。           
自分が欲しいものは悪いものではないに違いないと思いたがる、私たちの密かな願望に関わるもの。  
例:スーパーに買い物に来ている:
キャンペーンできれいな女の子が試食品のサンプルを差し出す。さあどうする?
最初はダイエット中だし、カロリー高そうだしと我慢していたあなたもとうとう試食品に手をだし、最後は本当に買ってしまい、後悔することになった。
どうして?? 意志力は強いと思っていたあなたでしたが。
答え:後光効果:このタイプのモラル・ライセンシングが起きると、人は誘惑に対して
「イエス」というための理由を無理にでも探してきてしまう。
いけないと思っていてもやりたいことがあると、私たちはこじつけでも何でもいいから正当化する理由を探して楽しもうとする。
例:夕食 メインデッシュにヘルシーなものを選んだ人の多くは逆に太りやすい副食やデザートを選ぶ傾向がある。これを「健康ハロー効果」と呼ぶ。
例;クリスマスに友人にプレゼントした人は今度は自分に靴やバッグを買ってしまう。
なにかよい選択をすると、今度は悪い選択をしても許されると決めてかかる傾向がある。
先ほど、メニューにサラダがのっているだけで、逆のカロリー豊富なメニューを選ぶ例を
紹介しました。人間って勝手な生き物!!!????
判断する目が簡単にある刺激で狂わされるということ。
意志を骨抜きにする「魔法の言葉」
やっかいなのは、食べ物にしろ他のものにしろ、「いい」「悪い」で判断すると、いい気分に
なったせいで常識が吹き飛んでしまうこと。
レストランやマーケティングの担当者はそこにつけ込み、99%悪いものにたった1%のいいものをくっつけ、私たちはそれについひっかかるということ。
筆者注:リーマンショックはこの詐欺商法まがいにひっかかった??
「グリーンエコ効果」
さいきんはエコが盛んで、商品にエコと書いてあるとつい買ってしまう。
あるいはオーガニックの名前にも私たちは弱いですね。大抵の人が引っかかります。
何かをいいと思ってそれにこだわり続けると、正しい判断ができなくなり、「いい」ことだと信じて自分を甘やかすせいで長期的な目標を見失いかねません。ご用心ご用心。
マイクロスコープ 誘惑の「キーワード」を見つける自分の好きな物のいい面だけに注目して、買いすぎていませんか?
あなたがつい惑わされるキャッチフレーズがありますか?
例:天然100%  フェアフード、オーガニック、エコ、チャリテーなどなど。          

エコ活動が罪悪感を鈍らせる  168p
これは説明する必要はない?  省略
スーパーで私たちは現についやっていますよね。例;つい買いすぎる

罰則を作ればルール破りが増える?? 170p
二酸化炭素が好例です。各国に二酸化炭素を制限するよう京都議場書をはじめいろいろ案がでますが、一向に減りません。かえって罰則をつくれば国も個人も悪いことをしがちということです。地球にやさしい行動をして欲しいと望むなら私は環境問題に関心のある人間だ、というアイデンティティを持たせた方が賢明だ。
      
私たちは正しいことをしたいと自ら望む人間だと感じる必要がある。
つまり、モラル・ライセンシングがもたらすのはアイデンティティの危機です。
本当に自分は悪い人間だと思っていると、よいことをした自分についごほうびをあげたくなります。自裁心を発揮することが罰則のようだと感じているわけです。
ここがモラル・ライセンシングのわなです。物事を罪意識でとらえているとどこまで行っても、罰、ごほうびという単純な世界から抜け出せません。
ありのままの自分が最高の自分になることを望んでいる自分自身の価値観に従って生きていきたいとしっかり自覚することです。
そう思えれば、衝動的で怠け者で誘惑に駆られやすい自分を「本当の」自分だと思わなくなる。
最後に
自己コントロールを求める余り、意志力の問題をなんでもかんでも善悪で考えるのは間違い。私たちはよいことをしたり考えたりしただけで、すぐに自分のことをいい人間と思ってしまい、挫折しても正当化するのがうま過ぎる。自分が本当に望んでいることを忘れ、物事をただ善悪だけで判断していると、抑えるべき欲求が強くなって、自滅的な行動をしてしまう。軸がぶれないようにするには、目標に自分を重ね合わせ、よいことをしてもハロー効果で目がくらまないようにすることが大切。

第四章のポイント  174p
意志力の挑戦に取り組むにあたり、道徳的によいことをしているような気分になると、よいことをした分、悪いことをしてもかまわないような勘違いをこしてしまう。自己コントロール力を向上させるには、道徳的な善し悪しよりも、自分の目標や価値観をしっかりとみつめること。
マイクロスコープ
①自分のいいわけを知る
意志力の挑戦で成功すると「よくやった」と自分をほめ、次は「悪い」ことをしてもかまわないと開き直っていませんか?
②「あとで取り返せる」と思っていませんか?
今日はだめでも、明日挽回すれば大丈夫、といいわけすることはありませんか?
その場合、翌日はちゃんとやりとげていますか?
③いいところだけに注目して(デスカウント、脂肪ゼロ、環境保護など)悪いことを正当化していませんか?
意志力の実験 
①「なぜ」を考えれば姿勢が変わる
よいことをしたのだから自分を甘やかせてもかまわないと思っているのに気づいたら、
ちょっと落ち着いて、それがごほうびに値するかどうかではなく、自分は「なぜ」よいことをしたのかと考えてみよう。
②「明日も同じ行動をする」と考える意志力の挑戦において、日によって目標をかなえるための行動にばらつきがでないように注意しよう。


                                                                             2.28.2016 文責 脇元 安

第五章 脳が大きな嘘をつく欲求を幸せと勘違いする理由
この章は筆者がわかりやすく改変して述べています。
悪しからず。
報酬の予感を少しでも感じると、そのお陰で、心配が和らぎ、やりたくないと思っていることでもやってみる気になる!!!
これ、使えると思われました?
実際、使えます。
脳の報酬系(システム)、快感中枢の話を聞かれたことあります?
ラットの脳の実験で、あるところを刺激するとラットはまるで快感をずっと求めているかのように、ずっとレバーを押し続けるという例を聞かれたことあります?
最初、この部位は快感中枢、次いで報酬系と呼ばれるようになりました。あとで、ドパミンが出ていることもわかり、ドーパミンは快感刺激ホルモンとも呼ばれています。
ドーパミンが出るような刺激に遭遇(そうぐう)すると、動物はもちろん、霊長類で賢いはずの人間まではまってしまって、ラットが快感を求めてレバーを死ぬまで?押すように、人間だって、コカインや覚醒剤、アルコール、ポルノ、最近はゲーム、スマホなどに没頭してしまう。
飛鳥さん、清原さんはお気の毒でした。
どうして動物、ひとはそれにはまるのか?
快感を求めて?
正解は・・・・・・違いました?   
快感、報酬ではなく、快感の予想、予感から、それを期待しすぎて没頭するのでした。
ドーパミンが高まり、今度こそ本物の快感をと期待してますますその行動に走る、その予想感、期待感からある種の刺激にはまってしまいます。
ゲーム・スマホの快感は私わかりませんが、恥ずかしながらエッチな物は私も男ですから、はまる理由はわかります。
マリリン・モンローなみの美女が怪しげな媚態(びたい)を見せるのですから、大抵の男ははまっちゃいます!?
上の理屈を利用して、ビジネス、デパート、スーパー、TVなどで客を虜(とりこ)にしようとあらゆるテクニックが使われ、一部の人は餌食(えじき)になって、結果、金を惜しげもなく使ってしまっています。後悔しても時間がたつとまたやってしまいます。
ドーパミンが出て、すぐ行動に移すは、実は古代ならそれはいいことでした。食料を見つけたらすぐゲットしないと相手に逃げられ、空腹に困ることに。でも現代は?? 食料があるからといってすぐ飛びつくと・・
結果、肥満になり、成人病になりかねません。現代社会は単純ではなくなったのです。
マイクロスコープ
ドーパミンの引き金を探す

引き金:食べ物、酒、ショッピング、フェイスブック、他の物?
あなたがこれさえ手に入ればいいのにとひたすら追い求めてしまうものは何でしょうか?
目新しいものほど「報酬システム」を刺激する  189p
これはなんとなくわかりますね。宣伝でよく使われます。宣伝はめまぐるしく変わります。
それらのあおる宣伝につられて、つい買ってしまいがちです。 
本能を操作・誘導する人たち 
ある報酬を期待してドーパミンが放出されると、人は他のさまざまなものにも誘惑されやすくなる。
これに気づいたのは誰?  アマゾン他です。
例:デイスカウントの宣伝 60%引き  これを見てついふらふらと買ってしまう。
ただし、この仕組みをうまく利用してあなたのお金を狙っている人
例:①大手の食品メーカー、スーパー、テレビのショッピングコーナー、広告など
     ②科学の力による誘惑 
香り:一見フライドポテトやハンバーガーのにおい
実は偽のにおいこれに引き寄せられてファーストフード店に寄り、つい買ってしまう。
偽のお菓子のにおいもある。
ただし、ためになる科学の力もある。省略194p
ドーパミンを刺激する「戦略」を見抜く
例;通販カタログ他
「マイクロスコープ」
心を動かすものの正体を暴く小売店やマーケッテング担当者が、どのような方法を使って、客の購買意欲を刺激しているかに注目しよう。
退屈な作業を「ドーパミン化」する報酬の予感を生み出すものを違法扱いするわけにはいかない。     
いっそそれをうまく利用すればよい。少しもやりたくないことを"ドーパミン化"しよう。
どのように?
報酬を設定することによってつまらない作業を楽しくすることができる。
たとえば、預金をしたら多額の賞金の宝くじに当選する可能性を与える。
すると、預金が増える?
金魚ボールの例:治療にこれを利用して治療効果を高めた例あり。
脳の報酬システムは、ある程度の金がもらえるより、大金をもらえる可能性がある方が興奮する。

「意志力の実験」
「やる力」とドーパミンを結びつける
例:面倒でやりたくないと思っていることがあるなら、ドーパミン神経細胞を何かと結びつけ、やる気を起こしてはどうでしょう。
面倒な書類をお気に入りのカフェに持っていき、ホットチョコレートを飲みながら片付けるなど。
「欲しいもの」は反射的に不安を生み出す
ドーパミンはいい面と悪い面がある    
いい面:やる気を出させる、幸せを追い求めさせる
悪い面:ドーパミンが出るとわるい行為をついしてしまう。
   欲しいものを期待すればするほど不安が募る(つのる)
つまり欲しいもののせいでわくわくもすれば、ストレスも感じるということ

「マイクロスコープ」
欲望のストレスを観察する
欲望を感じているとき、ほとんどのひとはいい思いができそうな期待でいっぱいになり、ドーパミンのせいで起きる、欲望にはつきものの「実際の嫌な気持ち」はあまり気にとめない。
脳内物質に操られて破壊的な行動をし続ける
報酬への過大な期待のせいで、私たちは少しも楽しくないのに欲しいものを求め続け、満足をもたらすどころか悲惨な結果を招くものを消費し続ける。
止める方法は??
①まやかしの報酬を追い求めたむなしい経験に注意を払うようになると、呪文は解け始める。反省???
②むさぼって食べる人は、ゆっくり食べようとすること。最初はきついかもしれないが、そのうち、自制心が強くなり、大食いが減る。
まやかしの報酬を期待する気持ちから自分を解放すれば、満足感をもたらすと
信じていたものが、実は自分をみじめな気持ちにさせる原因だったことがわかる。
「意志力の実験」
快感の誘惑に負けてみる
わざと誘惑に身をさらして、報酬への期待を感じてみよう。   
そのときに感じた快感は期待通りだろうか。
いつになったら満足するのだろうか。そもそも満足することがあるのだろうか。
欲望がなくなった人間はどうなるか欲望を完全になくせばよいか?ノー!!
欲望のない人生には自制心も必要ないでしょうが、そのような人生はきっと生きるに値しないでしょう。  無快感症!

ほんとうの報酬とまやかしの報酬を見分ける
ジレンマ!!
報酬を期待したところで喜びを得られるとはかぎらず、かといって、報酬をまったく期待しなくなれば喜びも感じなくなる。
報酬への期待が高すぎれば誘惑に負けてしまうが、報酬を期待する気持ちがなければやる気も起きない。
このジレンマへの解答は? 簡単ではない。
私たちが自制心を手に入れたいと思うなら、人生に意義を与える本当の報酬と、分別をなくして依存症になってしまうような報酬をきちんと区別しなければならない。
区別すること!!簡単ではないが。
最後に:
欲望は、行動を起こすために脳が仕掛ける戦略。欲望は自己コントロールに対する脅威にもなれば、意志力の源にもなる。
ドーパミンが私たちを誘惑へと駆り立てるとき、私たちは欲望と幸せを区別しなければならない。
しかし、一方で私たちは、ドーパミンや報酬への期待を利用して、自分や他の人たちのやる気を引き出すこともできる。
欲望自体は良くも悪くもない。
大切なことは欲望によって自分がどこに向かおうとしているのか、そしてどういう場合なら欲望に従ってよいのかを見極められるかどうかである。
第五章のポイント
私たちの脳は報酬を期待すると必ず満足感が得られると勘違いするため、実際には満足感をもたらさないものでも必死に追い求めてしまう。
「マイクロスコープ」
①ドーパミンの引き金を探す
あなたがどうしても手に入れたくなるほど、報酬への期待をかきたてるものは何ですか?
②心を動かすものの正体を暴く
小売店やマーケチング担当者が、どんな方法で顧客の報酬への期待をかき立てようとしているか、観察してみよう。
③欲望のストレスを観察するなにかを欲しいと思う気持ちのせいで、ストレスやあせりを感じているのに気がつきましょう。
「意志力の実験」
①「やる力」とドーパミンを結びつける
ずっと先延ばしにしていることがあるなら、あなたのドーパミン神経細胞を活性化させるものとうまく結びつけて、やる気を起こしましょう。
②快感の誘惑に負けてみる
楽しい気分になれるはずなのになぜか満足感が得られないことをあえてやってみよう。
スナック菓子、ショッピング、テレビ、ネットでの暇つぶしなど実際にやってみて、期待していたとおりに楽しいと思いましたか?   214p

                                                       3.2.2016  文責 脇元 安


風邪を引いてそれが長引き、なかなか続編を書けませんでした。今年の風邪はのどがやられ、結構長引きます。いつまでも咳、痰が出て、きつかった。
さて、ケリ-先生の意志力についての解説を随時紹介してきました。
ここらで彼女の説を簡単にまとめてみましょう。

まとめ)人間の心には、前に進もうという意欲が当然あります。前向きの心と呼びましょう。人は、やはり昨日より明日へと進歩したいのです。よほどの皮肉屋でない限り、その心はあります。しかし、現実はどうか。体作りにしろ、勉強にしろ、あるいは肥満、糖尿病などの慢性病、あるいは種々の依存・・・薬、たばこ、酒、覚醒剤、麻薬、ギャンブル
など・・・・の治療などで(誰でも健康になりたい、病気を依存を治したいと思って)最初の頃はそれなりに頑張ります。最初からあきらめる人は少ないでしょう。
(ただし、私はベテランの医師、5歳ですべてをあきらめて何も努力しなくなった人を知ってはいますが。これは、絶望病でしょう)
でも、多くの人は途中であごが出て、あきらめてしまいます。それは本意ではなかったでしょうが。
何故、人はあきらめがちなのか。ケリー先生はその解答を見事に述べてくれました。
それは実は、私がずっとここ20,30年求めてきた答えでした。それを見つけたときの喜びは表現できません。それは、「本当の喜び」を求めて、同じように長い時間をかけて遂に見つけたときの喜びにそっくりでした。
参考 拙著 「素晴らしきかな人生」 風詠社
私はケリー先生に感謝しています。
彼女の説を信じ、理解して現実の生活に生かせれば人生は明るいものに変わるはずです。(人は誰でもいい方向に変われます!!)
彼女は、人間はよいことに折角挑戦しても、それが何故続かないのか、人間はなぜ誘惑に弱いのかを脳科学、心理学などの最先端の知見を紹介しながら、わかりやすく解説してくれました。  
彼女の説:簡単にまとめます。
人は動物であり、動物の本質は怠け者ということ(猫なんか1日20時間程度寝ているそうです!!)。
ですから、土台、折角いいことを計画しても続けることは難しいというがっかりの説です。 人間の脳は怠け者 ということです。しかし、これでは身も蓋もありません。
人間が動物と異なるところは向上心を持っているだったはず。上へ上へという心が、前向きの心が人にはあります。食っちゃ寝、では満足できない心があります。
脳の話をもっとすると、怠け者の脳は古い脳・・旧皮質と呼ばれるところです。空腹を満たしたら、後は寝ておく動物脳です。
前向きの心は進化で誕生した人間の脳、新皮質です。
ですから、前向きの心を優勢にするには新皮質に頑張ってもらわないといけません。
その方法を彼女は当然述べています。
ポイントは、「脳をだます」ことといっています。
その具体的な方法は??  
その一部はすでに紹介していますのでそちらを再度見てください。あるいは、彼女の本は文庫本になりましたので直接みてください。だまし方はいろいろです。
要は心のパラドックス、たとえば、人は立派なことを思った瞬間に、もうよくない方向に自然にいってしまうなどを知って、脳にだまされないことです。たとえば、ダイエットに取り組んでいて、今日は甘いものを食べないと決心してカフェテリアに並んだのに、ふと見たサラダに幻惑され、つい甘いものを手に取ってしまうなどのからくりを知ることです。脳には、常に逆方向に私たちを引っ張る恐ろしい力があるようです。魔でしょうか。
その心に負けると、今日はサボっちゃおう、明日からやればいいやとついなっちゃうということ。
それを防ぐには?? 脳のからくり、心のからくりを知り、脳にだまされないこと、あるテクニック・・・たとえばその日、やるべきことを手帳に事前にちゃんと書いて、魔に負けないように、今はやりのルーチンを利用して取り組むなどをやりましょう。器械になってしまえば楽でしょうね。器械は誘惑に負けませんし、続けます。
人間は本来自分に甘いので、今日はあんた頑張ったね、今日は特別、酒をたばこをケーキを取っていいよと悪魔の?ささやきを、もう一人の自分・・・恐ろしい自分(動物的自分)・・・が語りかけてきて、遂、負けてしまうということ。ご用心、ご用心。   
考えれば、東大に合格するには少なくとも6年間は死にものぐるいで頑張らないといけません。それに成功する人は少ないでしょう。しかし、ダイエット、健康法、依存の治療はそこまで頑張らなくても達成できるでしょう。
情報をよく収集し、時には仲間を作って独りよがり(自分流)にならないようにする、あるいは専門家と共同作業をやっていくなどが必要でしょう(特にダイエット、依存の治療は一人では成功はおぼつかないでしょう)。 
私はずばり、3日坊主を100回やれ、といっています。あきらめかけては、またやる気を出していく、この作業を長く続けることでしょう。希望こそ光、でしたね。己を信じる気持ちを持ってしつこくやっていきましょう。
                                                                                                    3.26.2016 文責 脇元 安