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2018/08/30

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当院では児童思春期うつ病(9歳~17歳)の治験を行っております。
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2017/07/13
2017/03/10

ドクタ-美根の過敏性腸症候群治療教室

2016年1月14日 木曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群教室

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
2016年1月14日 木曜日
第19回
【過敏性腸症候群ガス型とは? その3】
私が医師になり九州大学心療内科で心身症の治療に従事し始めた頃は、過敏性腸症候群の治療そのものも難しいものでしたが、中でも"腸管内のガスによって生じる症状"で最も苦しんでいる過敏性腸症候群の方の治療はとりわけ困難なものでした。
それでいろいろと工夫をして、一時期、「絶食森田療法」という治療法を考えて試みたことがあります。絶食は生命にかかわるリスクがあるので心療内科の病棟に入院していただき、絶食療法と日本の優れた精神療法である森田療法を組み合わせた治療を行ったことがあります。患者さんも治療する方もかなりエネルギーを要する治療法だったので多くの方の治療はできませんでしたが、ある程度の数の患者さんにおいてかなり良い治療成績が得られました(この治療法はいろいろな経過や事情で現在は行われていません)。余談ですが、この治療が奏功した方たちは、とてもまじめでシャイな人柄だった記憶があります。

腸管のガス症状(放屁、腹部膨満感など)を強く訴える方たちの中に、"基本的な症状、所見から過敏性腸症候群とは診断できない"方もしばしば混じっておられます。このような患者さんの存在が、日本で過敏性腸症候群を多く診察する専門医の「過敏性腸症候群ガス型」に対する認識を混乱させてきた原因の一つではないかと私は推定しています
現在、私が診療でお会いする「ガス症状で最も苦しんでいる」方のほとんどは、基本的な症状(腹痛などの腹部症状、便通異常)や診察所見から過敏性腸症候群と診断できる方たちです。次回はこのような方たちに対する治療法についてお話しします。
(文責 美根和典)

(参考:上記の腸管のガス症状を強く訴えるが"基本的な症状、所見から過敏性腸症候群とは診断できない"方たちを、強いてローマⅢ基準に当てはめれば機能性腹部膨満症ということになるのかもしれません)



投稿者 脇元クリニック

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