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2018/04/12

◆お知らせ◆

ゴールデンウィークの休診日は
5月2日、3日、4日、5日、6日となっております。
5月1日及び5月7日は通常診療です。

2017/11/18

◆お知らせ◆

12月16日(土)より毎月第3土曜日は16時までの
診療となります。
14時からは特に初めての方を中心に診療を行いますので
ご利用ください。

2017/07/13

ドクタ-美根の過敏性腸症候群治療教室

2015年12月 3日 木曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群教室

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
2015年12月 3日 木曜日
第17回
【過敏性腸症候群ガス型とは?  その1】
過敏性腸症候群ガス型という言葉を耳にした方はおられると思いますが、「過敏性腸症候群にガス型というタイプが本当にあるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
「過敏性腸症候群ガス型」は日本で、かなり前から提唱されてきた概念です。そして日本にはこのようなガス型の方がかなりおられます。
では、どのような病状を「過敏性腸症候群ガス型」と名付けているのでしょうか?
放屁(オナラ)、腹部膨満感、腹鳴という"腸管内のガスによって生じる症状"で最も苦しんでいる方達のことを「過敏性腸症候群ガス型」と呼びます。もちろんこのタイプの方も腹痛・腹部不快感、便通異常(下痢・便秘)という過敏性腸症候群の基本的な症状で悩んでいます。
最近はローマⅢという過敏性腸症候群の国際分類の影響があるのか、教科書的な文書には、この過敏性腸症候群ガス型が記載されていないことも多いようです。
ローマⅢという過敏性腸症候群の国際分類においては、ガス型という概念はありません。それでは外国には「過敏性腸症候群ガス型」は存在しないのでしょうか? この疑問の答えは謎ですが、私は、おそらく「過敏性腸症候群ガス型」は日本人特有のタイプではないかと思っています。
次回は、「過敏性腸症候群ガス型」の症状、成り立ちについてもう少しお話しします。
(文責:美根 和典)

【参考:過敏性腸症候群を含む消化管機能異常を国際的に分類しようとしているローマIIIという分類の中に「機能性膨満」という項目がありますが、本邦で「過敏性腸症候群ガス型」と診断してきたものとはかなり異なります。
日本では過敏性腸症候群を、最も困っている症状をもとに下痢型(下痢症状優位型)、便秘型、下痢便秘交代型(不安定型)、ガス型に分類してきました。】


投稿者 脇元クリニック