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2017/03/10

ドクタ-美根の過敏性腸症候群治療教室

2014年8月 6日 水曜日

ドクター美根の過敏性腸症候群教室

ドクター美根の過敏性腸症候群治療教室(美根:元九州大学大学院教授、元福岡大学教授)
平成26年8月6日
第8回
過敏性腸症候群の原因とされているものは?
過敏性腸症候群の原因や病態として挙げられている消化管の機能異常、心理的ストレスについて述べてきました。ほかにも過敏性腸症候群の原因として取り上げられているものがあります。

・食事との関連
食事については多くのことが指摘されています。症状を引き起こす、あるいは悪化させる食べものとして冷たいもの、油もの、乳製品、アルコール、香辛料などの刺激物などが一般的に挙げられています。しかし、個人差も大きく、患者さん自身が体験的に、どのようなものを食べると症状が悪化するかをよく知っておられます。
人間の消化活動には一定の体内リズムがあるので、食事をとる時間のリズムが崩れると、過敏性腸症候群の症状は悪化する方向に向かいます。

・腸内常在菌との関連
腸管の中には常在菌がいて(腸内細菌叢と言います)、人と共存しながら一定の役割を果たしています。しかし強いストレス状況になると、この正常な腸内細菌叢が乱れて腸の粘膜に悪影響を及ぼし、その結果として過敏性腸症候群の症状が悪化するという考え方も提案されています。

・感染性腸炎との関連
感染性腸炎にかかった後に、過敏性腸症候群と同じような状態になることが最近しばしば報告されています。

しかしながら、以上のことが、過敏性腸症候群の治療に直接つながっているとはまだ言えないのが現状です。
(文責:美根和典)



投稿者 脇元クリニック