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2009年11月 2日 月曜日

不眠(1) @福岡天神の心療内科、脇元クリニック

不眠(1)
 不眠に悩む方が最近急増しています。10代でも結構あります。
 不眠の治療ですが、我が国では睡眠薬が不安がられていて、あまり飲まれていません。癖になる、呆ける(全くの誤解)など言われ、睡眠薬を飲んでいると、怒る人さえいます。寝酒はよくないのに結構飲まれています。不眠は健康を損ないますので、治療が大切です。
医学的には睡眠は原因がよくわかっています。中脳、松果体の機能異常です。このために夜になると自然に分泌される睡眠物質(プロスタグランチン初めいろいろあります)の出が悪くなり、なかなか眠れない事になります。睡眠のリズムも乱れます。
 睡眠はREM睡眠とノンREM睡眠にわかれ、合計90分の周期を一晩で4,5回繰り返しています。ノンREM睡眠は第1-4相まであり、特に3,4相は深い睡眠と関係があり、これがないと熟眠感がなくなり、大変です。REM睡眠は睡眠の相は浅いのですが(眼球をよく動かしています)良く夢を見ており、この時期が脳の安静に大切で、これが損なわれると寝た気がしなくなります。
 不眠の原因は多くあります。仕事の関係(夜勤)、外国旅行、ストレス、病気(うつ病、統合失調症、心身症など)、薬など多岐にわたります。
 治療ですが、薬(眠剤)、環境調整、基礎となる病気の治療などです。昼間太陽を浴びる、運動をする、もいいです。
 眠剤は多くの種類があります。最近多く使われる薬はベンゾデアゼピン系で副作用も少なく安全です。安心して飲んで下さい。精神科、心療内科が専門です。内科は専門ではありませんから要注意です。デパス、ハルシオンを安易に出す傾向があります。これらは依存が強く出ます。
高齢者の眠剤は要注意です、時にふらつきが出ます。ごく稀にせんもうなどの意識障害が出ることがあります。
 時に漢方が有効です。西洋薬が不安な方は試してください。副作用はほとんどありません。

H21.11.2
脇元 安