無料相談に進む

新着情報

一覧を見る

2018/04/12

◆お知らせ◆

ゴールデンウィークの休診日は
5月2日、3日、4日、5日、6日となっております。
5月1日及び5月7日は通常診療です。

2017/11/18

◆お知らせ◆

12月16日(土)より毎月第3土曜日は16時までの
診療となります。
14時からは特に初めての方を中心に診療を行いますので
ご利用ください。

2017/07/13

うつ病

2009年2月16日 月曜日

子どものこころの問題(6) @福岡天神の心療内科、脇元クリニック

小児心身症の話を前回しました。今回は治療について話します。
子どもの心、体は発達途上にあり、不安定で脆く、些細なストレス(本人にとっては時に大変なストレス)で容易にバランスを崩し、各種症状を呈すると述べました。大抵の子どもは難なくそういうストレスを乗り越えるのも事実です。あくまで一部のこどもです。心因性発熱、痛みも問題になります。治療はストレスをまず見つけることが大事です。しかし、14歳以下の子どもはまだ言語表現が苦手ですので察することが大切です。大抵のストレスは家庭、学校、塾、クラブ等でストレスを感じています。ベースには大抵不安・葛藤があります。時には依存も関係します。
時には遊技療法、箱庭療法、絵画療法の中でそれらを見いだして行く必要があります。見いだした後は対処方法を考える必要があります。親のしつけが厳しいあるいは放任しすぎ、学校では厳しい先生、苛め、グループでの葛藤(特に女性のグループでよく見られる)などが原因になります。成績もストレスになります。最近はうつ気分になやむこどもも稀ですがみられます。意欲をうしなっています。薬は子どもには慎重に使う必要があります。おとなより、体重がまだ少なく、副作用が出やいからです。不安には精神安定剤、うつ気分には抗うつ薬、不眠には睡眠薬が有効です。自律神経失調症にはその方面の薬があります。時には漢方も有効です。副作用が心配な場合はこれがいいでしょう。ただし、漢方は飲みにくいので子どもはいやがります。カウンセリングが有効なのは15歳以降でしょうが、13歳から可能な場合もあります。14歳以下は遊技療法、時には箱庭療法がいいでしょう。無意識が症状に関係している場合はこれらは思わぬ効果を発揮する場合があります。周囲は子どもに対し、温かく、受容的に気長に対応する必要があります。子どもはぐんぐん発達する可能性を持っています。
              H21.2.16 脇元 安