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2018/05/31

◆お知らせ◆

院長学会出張のため6月8日は休診、
6月22日、23日は代診の先生となっております。

2017/07/13
2017/03/25

◆お知らせ◆
平成29年5月第2週より

毎週 木曜日午前(10時~13時)
児童専門外来を開設いたします。
不登校、発達関連、引きこもり、不安障害、チック等の相談に応じます。

同日 午後14時半~18時
新患および再来(児童から大人)の診察、精神衛生相談(本人以外のご家族からのご相談)を行います。

当院は予約制ですので電話で予約してご来院ください。
☏092-751-0010

うつ病

2008年12月10日 水曜日

うつ病(診断3、病因2) @福岡天神の心療内科、脇元クリニック

前回はうつ病の診断はそう簡単ではないことをお話ししました。第一決め手がないわけです。
恐らくうつ病は色々なストレスが個人に働き、その人がストレスに耐えられなくなり、脳(広い脳で断定は禁物ですが、働きが落ちる脳の部位は恐らく間脳、前頭葉でしょうか)の働きが落ちて発病すると思われます。
具体的には脳の血流、代謝障害が起こっているのでしょう(もっと細かく言うと脳内伝達物質、特にアミン(セロトニン、ノルアドレナリン)が低下していると言われます)。それを証明する器械(PET)があります。臨床でそれを確かめられるといいのですが、高価で大学ぐらいでしかそれを証明できません。アミン類の測定はまだ臨床的には不可能です。以上のように、内科並みに測定する術をまだ医師は持ちませんが、ベテランの専門医師は経験と知識でほぼ正しく診断できます。
内科の医師はうつ病を診断できるでしょうか。典型的なうつ病は可能でしょうが、たとえば仮面うつ病、焦燥感の強いうつ病などは診断が難しいかもしれません。しかし、何か気になる症状があるとまず患者さんは内科を受診します。そこで、うつ病を疑われたらなるべく専門医に相談した方がいいでしょう。また、簡単に薬で治ると決めつけると案外足下を掬(すく)われかねません。
診断の道具で、内科のレントゲンに代わるものは心理テストです。ベックうつ病尺度、SDS(ZUNG式うつ評価尺度),ハミルトンうつ尺度などがあり、大体7~8割は診断可能です。うつ病は広範囲に症状が出ます(身体にもこころにも出ます)ので、うつ病を疑わせる症状を経験したら、医師に相談するのがよいでしょう。
             H20.12.10 脇元 安