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2018/06/14

◆休診のお知らせ◆
 
院長出張の為、7月26日(木)院長の診療は休診、美根先生の診療はあります。
7月27日(金)7月28日(土)は代診の先生となります。
診療時間は9:30~13:30となっております。

2017/07/13
2017/03/25

◆お知らせ◆
平成29年5月第2週より

毎週 木曜日午前(10時~13時)
児童専門外来を開設いたします。
不登校、発達関連、引きこもり、不安障害、チック等の相談に応じます。

同日 午後14時半~18時
新患および再来(児童から大人)の診察、精神衛生相談(本人以外のご家族からのご相談)を行います。

当院は予約制ですので電話で予約してご来院ください。
☏092-751-0010

その他

2008年8月 1日 金曜日

カウンセリングについて(その1)@福岡市天神・脇元クリニック

カウンセリングとはなんでしょう?

カウンセリングについて一言で言うのはなかなか難しいですが、専門家に心の悩みを語る、といのが基本です。人に語るだけですっきりする人もおられます。当然、専門家はいろいろの技法を持っていますが、とにかく話に傾聴することに専念します。通常はまず10回程度を目安としますが、半年、一年、あるいはもっとかかることもあります。アメリカではカウンセリングが非常に盛んですが、日本では今ひとつです。もっと多くの方がカウンセリングに関心を持って、専門施設を訪れていろいろ相談されるようになればと思います。


カウンセリングは役立つのでしょうか。

役立ちます。但し、技術のある専門家との共同作業を通してです。

カウンセリングは何を目指すのでしょうか。

クライエントの抱えているこころの問題を治療者と一緒に作業し、解決することです。こころの問題は多くあります。不安、強い怒り、うつ気分、しらけ、退行、行動化など各種あります。目指すものは、よく言われるのは自己実現ですが、しっかりした自分の確立ということになりましょうか。それが可能になれば社会で大人の振るまいができるというわけです。他には、心の葛藤を解決する、情緒不安定を安定化させるなど色々あります。
こころの葛藤は、小さいときの悩みの解決も含まれます。葛藤の多くは、親との間で生じたもので、両面感情、抑圧、隠された怒り、時には歪んだエロス感情などあります。
それらを治療者との間で言葉のやりとりをしながら、転移を利用して解決していくことになります。いわゆる無意識を想定して、症状の背後にある無意識的葛藤を直面化、徹底操作、解釈などの技術を使って、あるいは夢の解釈を使って意識化させ、クライエントが症状の意味を知り、理解し、それを実生活に生かしていくことになります。
つまり、葛藤がいかに人の心を束縛するかということです。

治る機序(メカニズム)とは何でしょうか。

治療者に語るだけで治る時は、通利(カタルシス)、いわゆる煙突掃除と言われるものです。イメージとしては、こころのもやもやを煙突の煤(すす)にたとえ、すすを取り除くようにこころのもやもやを取るというわけです。素直な気持ちで治療者にリラックスした気持ちで語ることが大切です。
複雑な悩みは、もっと複雑な機序で治っていきます。いわゆる転移を利用していきます。
子どもの頃、大人(多くは親)との間で味わった心理的葛藤(潜在的怒り、両面感情、甘え、潜在的エロス感情など)を治療者との間で移し替えて再現し、その中で葛藤を解決することを目指します。転移の中で怒り、恐れ、おののき、反発、甘え、あるいは媚び、競争心など色々出てきます。それらをカウンセリングの中で取り上げ、解決を図っていきます。そうすると、こころの問題はもちろん、身体化した症状まで取れることがあります。
ただし、転移性治癒は感心しないとよく言われます。クライエントと治療者との間で陽性の転移がおこり、一見治ったように見えても、治療者からいつまでも独立できず、カウンセリングを半永久敵に続ける必要が出てきますので、本当に治ったとは言えないわけです。

カウンセリングの種類にはどのようなものがありますか。

支持的カウンセリング、精神分析、精神分析的面接、認知療法、行動療法、認知行動療法などがあります。

カウンセリングの副作用とは何でしょうか。

先ほどの陽性転移もそのひとつです。半永久的にカウンセリングが必要ではクライエントは本当の大人になれない訳です。
あと、治療者が逆転移を起こして、クライエントに強い怒り、あるいは他の複雑な気持ちを抱いて、治療どころではなくなる事が稀でなく起こりえます。こういうときは治療者を変えるしかありません。他には、治療者が未熟で、早すぎる解釈をおこない、クライエントが戸惑い、自分の抱えているこころの問題を充分に掘り下げられず、結局理解出来ず、解決しないと言うことがおこります。それをフロイトは「乱暴な解釈」といい、戒めています。

カウンセリングの効果を信じられませんが。

とにかく、一度受けてみる事です。論より証拠。受けてみられると、その効果を実体験できます。私は実は学生時代に一度だけ受けました。その一回のカウンセリングで医学部を辞めずにすみました。しかし、卒業後、まさか自分が医師でカウンセラーになろうとは夢にも思いませんでした。でも、なって悔いはありません。フロイト先生は偉大だったからです。

カウンセリングの回数、時間、料金について

回数は短期精神療法では10回から15回、通常は半年~一年です。基本的に最低週一回ですが、
二週に一回が最近増えています。時間は15分から50分までさまざまです。保険診療では一回15~30分程度、料金は千5,600円 、薬代は別料金です。精神分析は一回45-50分、料金は保険では千700円程度。自由診療は料金はまちまちですが、通常は5千~8千円でしょう。最近盛んな認知療法は通常は30分以内ですと1500,1600円程度、45分ですと精神分析の料金に準じます。

どこで受けられますか?

カウンセリングを専門におこなうクリニック、病院はまだまだ少ないです。HP.でんわで確認して下さい。ちなみに脇元クリニックではカウンセリングは医師、臨床心理士により可能です。保険、自由診療ともにおこなっています。実際にはほとんど保険診療です。